アメリカはここ、クリーブランド。

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育児と孤独

ちょっと前に我が家の庭に現れた野生の七面鳥。少なくても20匹はいた群れでした。

ちょっと前に我が家の庭に現れた野生の七面鳥。少なくても20匹はいた群れでした。

明日は感謝祭ですね。今年は娘が生まれたばかりなんで、正直なんにもしたくないんですが、息子たちが感謝祭を楽しみにしてるもんでしてね。。。かなり地味だけど、七面鳥焼いてと付け合せ2、3品作る程度で済ませようかなと。

そういや、感謝祭のディナーなんて、約3年分で作りますからね~。そんなもんだから、今晩パンプキンパイを焼いてたら、オーブンの温度間違えて大失敗!あーあ、やっぱ慣れないもんやるもんじゃないね。。。料理下手なんで、明日いったいどうなることやらですな。

実は最近、と言ってもこの2、3日なんだけど、なんとなく心身ともに落ちてました。息子が熱出して、とーちゃんも調子悪くて、娘も風邪引いて機嫌悪くって、なーんかどっと孤独感が押し寄せて来ましてね。おまけに昨日なんか階段から落っこちるし!娘抱えての階段アクシデントには、ホント焦りましたよー。幸い私だけが腰うっただけで済んだけど、やっぱり涙出るくらい焦った!

確かに、うちの息子達もずいぶん冷汗ものアクシデントは、多かったですがね。すっかりそんな記憶も忘れてましたが、これから娘が寝返りするようになったり、ハイハイするようになったり、はたまた歩き出したりなんかしたら、もっといろいろ起こるんだろうな。。。と。

めちゃくちゃ関係ないけど、2,3日前にわが家の庭に現れた孤独なアライグマ。夜行性なのに昼に、しかもすごい近距離でうろついてた!べラが吠えてもびくともしないツワモノでした。

めちゃくちゃ関係ないけど、2,3日前にわが家の庭に現れた孤独なアライグマ。夜行性なのに昼に、しかもすごい近距離でうろついてた!べラが吠えてもびくともしないツワモノでした。

一方、孤独感なんですが。。。フルタイムで育児をしてるわけで、毎日話す相手は赤ちゃんと息子たちとうちの人だけ。息子達とうちの人は一日中いないから、ほぼ一日中ちゃんとした会話をしてないわけですよね。ちゃんとした大人の会話ってやつ?しかも日本語で!で、なんかね、それがふと辛くなるときがあるんですよ。それで突然、いきなり孤独感が押し寄せて来たりしてね。

だからちょっと前、やっと友達とごはんを食べておしゃべりできた時は、もう最高でしたねー。翌朝は寝不足できつかったけど、そんなの吹き飛んじゃうくらい、気持ち的に癒されたんですね。ああ、やっぱり引き篭もりって、精神衛生上よくないな~って。

たぶん世の中のママ達も同じ経験をしてると思うけど、育児ってホントに孤独な仕事だなって思います。たとえ、夫がいて手伝ってくれても、赤ちゃんはママを頼りに生きてるわけで、ほとんどの仕事はママじゃないといけない。特にフルタイムで、母乳育児をしてるママがそうでしょ?やりたいことも自由にできないし、自分にかまってあげる時間もほとんどないわけで、やっぱりストレス溜まりますよね。

そんなのもあって、やっぱり私はブログを書いているんです。人のために書いてるわけじゃないくって、自分と向き合うというか、なんかモヤモヤを吐き出すというか、そんな自己満足と認知治療的な意味もあってね。

なんだかだらだらと、久しぶりに言葉をぶつけた内容になってしまいましたが、要は今いろいろ不満足なんでしょうな~。まあ、そんなときもあるさ!ということにしておきます。

それにしても、パンプキンパイ。やっと焼けたけど、焦げてるし。。。果たして食べれるのだろうか?
うわ~、マズそう。。。笑

国籍について思う

米国籍に思う

アメリカ在住もかれこれ18年なんだけど、今月で永住権が期限切れします。そんなわけで只今、更新手続きのために書類作成中なんですが、今回の酷い大統領選の結果もあっていろいろ考えさせられました。

っていうのも、やっぱり米国籍を取るべきか否かという事を真剣に考えだしたんですね。だって、今回また永住権を更新しても、10年後ウン百ドルも払って更新しなくちゃいけないでしょ?

それに今回の選挙!あんまりな結果じゃないですか。もし自分に選挙権があったら、少しは貢献できたかもしれないし。。。とはいえ、ビビたる貢献かもしれないけど。。。(ってか、「選挙人団」と呼ばれるシステムこそ廃止されるべき!!!)

とにかく、結婚して子供も生まれて、ここで長らく生活しているわけで、この国が「ホーム(home)」になりつつあり、政治情勢はかなり身近に関わってるんですよね。だから子供たちの将来を考えると、あまりにも不安でならないし、ビビたるものでも市民権を行使できたら変化に繋がるかもしれないじゃないすか。

とはいえ、今は乳児を抱えてるんで、国籍取得テストに向けて勉強する時間がありません。。。だから、とりあえずしばらくの間は永住者のままになるけど、近い将来国籍を取ろうかなとおもうのでした。

日本国籍に思う

それともうひとつ。。。子供たちの日本国籍について。
先月は日本領事館へ娘の出生届を出すのにバタバタしておりました。無事なんとか間に合ったわけですが、そこでふと疑問に感じたことがあります。

いったいどれくらいの米国生まれの子供達が日本国籍を最終的に選ぶのだろうか?
。。。と。

日本の法律では、日本以外で生まれた子供は21歳まで二重国籍が認められますよね?22歳になったらどちらか選ばなくてはならないらしいけど。。。我が家のように国際結婚の家庭で、アメリカで育った子供達は最終的にどちらを選ぶのでしょうか。

我が家の場合、米国籍を選ぶとおもうんですよ。だって、英語しかしゃべらないし、こちらの親戚の方が近いし、友達もこっちにしかいません。私たち夫婦も当然この国に留まり、私もたぶん骨を埋める覚悟でいるわけです。それに日本に頻繁に帰省して、日本の家族と交流が盛んなわけでもない。去年はじめて日本帰省をしたけれど、滞在中後半ではアメリカが恋しいとも言ってましたしね。

でも親としては、選択肢があった方が良いと思って、出生届をバタバタしながらも出したわけです。とはいえ、実際は「時間と労力の無駄」なのかな?ってふと思ったりしたのも正直なところ。

だからなんだって言えばそうなんだけど、とにかく今回の選挙といい、いろいろ自分の立ち位置について考えさせれたわけです。

まとめ

新しい大統領が選ばれて、今アメリカは分断してますね。カナダに移住する人もきっと増えて行くことでしょう。でも私は逆にこの国の国民になりたいと思うのです。だって、あの人が選ばれるというのも真さにアメリカらしいじゃないですか?ってことは、その逆もありえるわけでしょ?

メディアも知識人たちも予想できなかった国民の力。それがあるのがこの国じゃないかなって。この国には、やっぱり全ての可能性が秘めてるんじゃないかなって。。。(って、ちょっと浸り過ぎ?笑)

まあ、そんな風にポジティブに考えてみたいとおもうのでした。

出産は命がけ

ご無沙汰してましたー。ご想像の通り、出産を無事終えて早数週間が過ぎました。なんとか新しいベビーとの生活にも慣れて、心の余裕が少しずつ出て来ております。

そう、予定日に近くなっても、全くもって産気付かんかったワタクシ。巨大化したベビーも心配だし、一度帝王切開してるんで陣痛促進剤を使えない背景もあり、予てから強く自然分娩を目指してはいたけれど、結局は無念にも帝王切開にて出産に至ったわけです。

前回双子ちゃんを出産したときは緊急帝王切開だったんですが、今回は前もって予約してからだったんですね。だからか緊張感も無く、スムーズに病院に出向いたわけですが。。。なんと余裕ぶっこき過ぎて財布を失くしてしまう珍事もありました。幸い心優しい誰かが駐車場で拾ってくれて届出を出してくれてたんですね~。あらま!アメリカも捨てたもんじゃない!などと感心感謝しながら、気持を再度改めて手術に挑みました。

そして、手術は順調に終わり無事出産!9パウンド半、つまり4300グラムちょっと?の巨大ベビーとご対面することが出来ました。双子の息子達も大喜び!リカバリールームで家族とわきあいあいと対面してたんですが、その時なんと予想も付かないような異変が起きてしまったんですね。

先月子供達と訪れたファームパークで出遭った子豚ちゃんたちとママ。双子を授乳してるときは、まさにこんなカンジ(笑)一人だけだともっと人間らしいけどね。

先月子供達と訪れたファームパークで出遭った子豚ちゃんたちとママ。双子を授乳してるときは、まさにこんなカンジ(笑)一人だけだともっと人間らしいけどね。

実は術後、手術室で少し気分が悪くなってたんです。なんだか訳わからない吐き気がして、担当医が体内出血してるかもしれないと言ってました。その発作的な吐き気が再びリカバリールームで襲われたとき、なんかヤバイぞ!的な直感が走り、そうこうしてるうちに意識がもうろうとしていきました。段々呼吸が荒くなって、ほぼ呼吸できない状態に陥り、あれ?マジヤバくね?って思ってると、周りのナースがわさわさ動き出して、お医者も増えて、なんかもの凄くシリアスなシチュエーションになりだしたんです。そう、まるでGray’s Anatomy(え?古い?笑)みたいなカンジ。で、お医者さんから「大量出血してるんで、また止血手術します」って告げられて、意識が段々かすむ中再び手術室搬送されました。そう一番印象に残ってるのは、搬送される間天井を見つめながら「死んじゃうのかな?まさかね~。」なんて自問自答した自分。で、手術台に乗った瞬間意識が無くなってました。

いや、ホント自分でもびっくりでした。まさか2度も手術するなんてね。目が覚めたのは翌日朝、集中治療室(ICU)。そして人工呼吸器の息苦しさと言ったら!とはいえ、麻酔から覚める瞬間って、興味深いですねー。周りのナースたちの会話や雑音は聞こえるけど、なにもできない自分。どんなにもがいても体が動かない経験なんて初めてじゃないかな。

とにかく無事手術は終わり、復活できたわけですが、お医者曰く、体内の半分、つまり7リットルほども出血してたとか。人生初の輸血をしてもらって、世に中の献血者の皆さんに感謝ですねー。こんな経験もう二度としたくないのは言うまでもないですが、いやはや今回は貴重な経験をしたな~とつくづく思いました。まさに、Life is great!生きてて良かった!そんな気持でいっぱいですね。

まだ、完全に通常に戻ってませんが、親孝行(?)なくらい扱いやすい娘は順調に育っております。よく飲むし、よく寝る子!自分も二度目とあってか、双子育児時代に比べたらかなりリラックスして育児してますしね。たぶんこの子で最後だと思うので、双子育児時代では味わえなかった貴重な乳児時代を充分楽しんで行きたいな~と。そう、力む愛娘の顔を楽しみたいですな~(笑)

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