アメリカはここ、クリーブランド。

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ねんね(入眠)儀式

実は「ねんねトレーニング」を始めました。そこで、「ねんねトレーニング」において一番重要な部分である「ねんね(入眠)儀式」についてメモっておきます。日本語で「儀式」って聞くと、なんか厳かな儀式をイメージするけど、英語ではbedtime ritualって言って、とりわけそんな硬いイメージなわけじゃなく、ただ単に寝る前に習慣的にやる何かということを指してます。

そんなわけで、うちの娘のねんね時の儀式はざっと言ってこんなカンジ。

1.眠気のサインを察知し、ベッドルームにむかう

まず、眠そうになったら、ベッドルームに向かいます。そう、この眠そうになったらっていうのが実はポイントです。ねんねトレーニング本「Healthy Sleep Habits, Happy Child (Marc Weissbluth MD 著)」によると、月齢0~4ヶ月の赤ちゃんは目覚めてから2時間しか起きて居られません。それ以上になると「疲れ過ぎ」モードになり、愚図りがマックスに達するんですね。そうなると入眠困難になり、ますます愚図りは酷くなるんです。そう、眠いのになかなか寝ない赤ちゃん、よく耳にしまよね。うちの娘は起きて一時間で眠そうなしぐさをし始め、1時間半後には寝落ちしてしまうんです。眠気のサインは、あくびをする、目をこする、ちょっと愚図りはじめる、手足をバタバタし落ち着かなくなると言った具合です。

2.子守唄をかける

子守唄のCDをかけます。市販の子守唄、赤ちゃんがリラックスできるものだったらなんでもOK。我が家は親戚のおばさんからもらった子守唄集CDをかけてます。

3.おむつ換え&パジャマに着替える

子守唄を聞きながら、おむつ換えとパジャマ(スリーパー)やスリープサックに着替える。月齢が3ヶ月以下なら、スワドル(Swaddle=おくるみ?)した方がよく寝るらしいです。うちの娘は、手足が活発的でスワドルから出ちゃうんで、もうやってませんが。。。

4.抱き上げて背中をポンポン叩きながら静かに耳元にささやきかける

子守唄が終るまで静かに子守唄を口ずさみながら体を揺らして、「ねんねの時間だよ~」とかシっ、シー!とか、ささやきかけてます。静かに耳元に繰り返しささやきかけるのは、赤ちゃんをリラックスさせる効果があるとか。ちなみに、シっ、シー!と繰り返すというあやしのテクニックは、「The Happiest Baby on the Block (Dr.Harvey Karp 著)」という育児本で書かれてるテクニックのひとつ。

5.ホワイトノイズをかける、そしておやすみのキス

子守唄を消して、ホワイトノイズをかける。ちなみに、ホワイトノイズはアマゾンでMP3版を購入しました。ホワイトノイズは、お母さんのお腹の中と似たサウンドで、赤ちゃんがリラックスできるとのこと。我が家はその目的もあるけど、主に家の雑音(息子達のドタバタ音。これがめっちゃうるさいったら!)をブロックするために使ってます。引き続きシっ、シー!とか、「ねんねの時間だよ~」と耳元に語りかけて、おやすみのキス、そしてクリブにゆっくり置く。最後にシっ、シー!と繰り返し言いながら、部屋から去りドアを閉める。
《追記》ちょっと長めに(3~4分)抱っこしながらシっ、シー!と繰り返し言った方が、娘がかなりリラックスしてウトウトするんで、クリブの置いた後あまり愚図らない事が分かりました。


この繰り返しをお昼寝のときもやってます。繰り返し、つまり習慣化が「ねんねトレーニング」の重大なポイントなんですね。トレーニングをやってないときも、ステップ1~3と5のホワイトノイズは、すでに実行してました。所要時間は5分~10分くらいで充分。それ以上やるのはNGらしい。手短の方が赤ちゃんに分かりやすく、疲れさせないのかもしれませんね。

生後4、5ヶ月と月齢が上がったら、ステップ4に読み聞かせを導入したいなとも思ってます。双子の息子たちが赤ちゃんの頃、読み聞かせを徹底したら、今では読み聞かせなしでは納得しないくらい本好きになりましたしね。それこそ、育児に教育にと一石二鳥じゃあーりませんか!(笑)

上記でも書いたねんねトレーニング本では、とにかくこの習慣の徹底を強調してます。どんなトレーニング法を選択しても、成功の鍵はこの習慣が徹底されてるか否かにかかってるそうです。

最後になりましたが、「ねんねトレーニング」について日本語の参考サイトを見つけたので、以下にてリンクを貼っておきます。「ねんねトレーニング」の書籍もけっこう出回ってるんですね~。

キャットナッパーとスリープログ

前の記事から2週間以上も経ちましたね。。。ということで、またしても変動の2週間をメモっておきたいと思います。

やっとでしょうか。。。新しい就寝時の習慣と儀式(bedtime routine & ritual)にも慣れ、なんとなく予想がつく生活になってきました。なんとクリブでも寝てくれるようになったし、スリング昼寝断ちも成功してお昼寝もクリブで寝てくれるようになりましたー!

とはいえ、相変わらずうちの娘はキャットナッパー(Catnapper)、つまりお昼寝を30分以上しない子です。夜は2時間くらい愚図って、深く寝落ちすると朝まで8~10時間は寝てくれるんですがね。。。とにかくお昼寝が短いものだから、一日4回もお昼寝する始末。なんとか長く寝てもらいたいんで、生後2ヶ月検診で小児科の先生に相談したところ、どうやら夜まとめて寝る子はお昼寝が短いケースが多いとか。。。まあ、生後2ヶ月はまだお昼寝パターンが確立してないんで仕方ないらしいけど、なにもしないのも嫌だし、やっぱりなにか対策があったら試したいじゃないすか?それなんで、いろいろ調べてみました。

ほとんどのねんね関連サイトに共通して、Catnapperの原因は「赤ちゃんの疲れ過ぎ」や「生活習慣の乱れ」と説いているんですね。まあ、それ以外にもいろんな理由を挙げてましたが、肝はやっぱり上の2点のようです。で、対策といえば?というと。。。そう、口を揃えて「寝んね時間の習慣化」と「ねんねトレーニング」を強調してるんです!ああ、これもやっぱりね。。。ねんね儀式の習慣化はすでにやってるから、まさにやらなくちゃいけないのは「ねんねトレーニング」ですね~。

そんなわけで、手始めにスリープログ、つまり一日の活動日記みたいなものをちょっと前から付けはじめました。これは私が読んでるねんねトレーニング本「Healthy Sleep Habits, Happy Child (Marc Weissbluth MD 著)」でも勧めてるんですが、赤ちゃんのねんねの傾向と健康状態を把握するのにとっても便利です。つまり検診がある度にオムツ換えの回数やミルクの回数を訊かれますよね?そう、ログさえ毎日欠かさずつけておけば、そんな時にも簡単に対応できるってわけ。そしてなによりも、実際ねんねトレーニングをするときにも、赤ちゃんのねんねリズムが把握しやすく、トレーニング効果も観察できて、トレーニングが困難になったときにも対策に向けていろいろ考察できますからね。

とにかく、あと少しで生後3ヶ月を向かえるので、トレーニング実行をぼちぼち思案中です。6年前、双子の息子たちは4ヶ月過ぎてからトレーニングをしたんですが、これがけっこう悪戦苦闘だったんですね。月齢が若いうちが早く効果も現れ易いらしいんで、今回は早く実行したいな~と。それまで老体にムチを討ってオバハンは頑張りますよー!

【自分用覚書:これから参考にしたいサイト】

この一ヶ月

ご無沙汰しております。気が付くともう10月!早いですね~、時が経つのって。この一ヶ月毎日育児に時間に追われてブログを書く暇がありませんでした。書きたい気持はたくさんあるから、ちょっとの時間を見つけては書きはじめるけど、これがまた記事にするまでに至らない!というわけで、書き直しの書き直しの繰り返しでやっと公開することが出来ました。

それにしても、新生児育児って大変ですね~。一ヶ月前は「お茶の子さいさい♪」なんて豪語してたワタクシ。。。いやはや、甘かった。この変動の一ヶ月、つまり生後5週~8週はホントしんどいったらありゃあしない。生後4週までは、どんなに周りがザワついててもよく寝るし、お腹いっぱいになるとコテって寝てくれる親孝行娘だったのに、なんと5週目あたりから愚図る子に変身し始めましてね。寝かし付け時なんかベッドに置いたらギャン泣きの連続で私はもう毎晩クタクタ。。。昼寝もスリングで抱っこしてればなんとか寝るけど、クリブはもちろんのことベッドでもほとんど寝てくれない。まれに30分かけて寝かせたかと思ったら、30分しか寝ないうちにギャン泣きですから家事もほとんどできないわけですよ。

私も体力の限界があるわけで、こりゃ~「ねんね」について勉強し直さないと!と思い立ち、さっそく6年前にお世話になったねんねトレーニングの本を読み始めたのです。その本はこのブログでも過去にちょこっと触れてる「Healthy Sleep Habits, Happy Child (Marc Weissbluth MD 著)」という本。その本によると、どうやら生後6~7週が赤ちゃんの変わり時で、脳の発達によって周りの環境に敏感になって、いわゆる体は疲れて眠いのに脳は活発的。疲れて眠ければ眠いほど反動を起こして愚図りがマックスになるのだとか。

まだ睡眠リズムが整ってない月齢なので、対策として出来る事と言ったら、とにかく起床時間と就寝時間を決めて習慣化させることらしく、就寝時は儀式化して赤ちゃんに教えこむことぐらいらしい。それなんで、私もさっそく就寝時は子守り唄のCDをかけながら、授乳、おむつ替えといった流れを徹底、つまり儀式化しはじめました。うちの娘、寝ぐずりは酷いけど、一度深く寝落ちすると5~6時間はまとめて寝てくれるんで助かるんですね。しかも、夜中に一度授乳したら朝まで更に4~5時間寝てくれ、夜中の寝落ちもすんなりといくんで、それ以上の事を望んだら贅沢なんだろうけど。。。やっぱり毎晩抱っこを2時間、3時間はこのオバハンにはキツイですよ。昼もスリングで抱っこしっぱなしなんで腰や肩にもきてるし。。。

そんなわけで、早くねんねトレーニングをしたくて仕方ありません。ねんねトレーニングもいろいろ種類があるんですが、日本では馴染みないでしょうね。とにかく私が双子の息子たちのときに実行したものは、CRY-IT-OUTと言うものでアメリカでさえも賛否両論があるやり方です。ただ効果覿面なので、ツインズクラブのママたちの間では推進派が大多数でした。簡単に言うと、就寝時間にベビーベットに一旦置いたら泣いても赤ちゃんを抱き上げず自力で寝落ちさせる訓練で、寝不足で苦しむママ・パパには救世主的トレーニングです。

そんなこんなで早くトレーニングをやりたいけど、夜通しまとめて寝てくれるようにならないと出来ないらしいんですね。それが可能になるのが、一般に月齢4~6ヶ月らしいし。そっか、あと少しの辛抱か。。。と思ってたら、実は今週になってなんとまとめて6~8時間寝てくれるようになりましたー。2、3日前なんか12時間も寝てくれたりしたし!(大丈夫かいな?)

とはいえ、生後2ヶ月のねんねトレーニングは、たとえ少数の小児科医が推進しててもまだ早過ぎるという意見が大多数。なので、完全なトレーニングではなく、少しずつ試しに泣いてもすぐ抱き上げないようにしたり、クリブに一人で過ごす時間を増やしたりして行こうかなと。

最後に、アメリカで私のようにアメリカで育児してて、このねんねトレーニングについて興味がある人のために関連記事のリンク貼っておきますね。

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