米国籍に思う
アメリカ在住もかれこれ18年なんだけど、今月で永住権が期限切れします。そんなわけで只今、更新手続きのために書類作成中なんですが、今回の酷い大統領選の結果もあっていろいろ考えさせられました。
っていうのも、やっぱり米国籍を取るべきか否かという事を真剣に考えだしたんですね。だって、今回また永住権を更新しても、10年後ウン百ドルも払って更新しなくちゃいけないでしょ?
それに今回の選挙!あんまりな結果じゃないですか。もし自分に選挙権があったら、少しは貢献できたかもしれないし。。。とはいえ、ビビたる貢献かもしれないけど。。。(ってか、「選挙人団」と呼ばれるシステムこそ廃止されるべき!!!)
とにかく、結婚して子供も生まれて、ここで長らく生活しているわけで、この国が「ホーム(home)」になりつつあり、政治情勢はかなり身近に関わってるんですよね。だから子供たちの将来を考えると、あまりにも不安でならないし、ビビたるものでも市民権を行使できたら変化に繋がるかもしれないじゃないすか。
とはいえ、今は乳児を抱えてるんで、国籍取得テストに向けて勉強する時間がありません。。。だから、とりあえずしばらくの間は永住者のままになるけど、近い将来国籍を取ろうかなとおもうのでした。
日本国籍に思う
それともうひとつ。。。子供たちの日本国籍について。
先月は日本領事館へ娘の出生届を出すのにバタバタしておりました。無事なんとか間に合ったわけですが、そこでふと疑問に感じたことがあります。
いったいどれくらいの米国生まれの子供達が日本国籍を最終的に選ぶのだろうか?。。。と。
日本の法律では、日本以外で生まれた子供は21歳まで二重国籍が認められますよね?22歳になったらどちらか選ばなくてはならないらしいけど。。。我が家のように国際結婚の家庭で、アメリカで育った子供達は最終的にどちらを選ぶのでしょうか。
我が家の場合、米国籍を選ぶとおもうんですよ。だって、英語しかしゃべらないし、こちらの親戚の方が近いし、友達もこっちにしかいません。私たち夫婦も当然この国に留まり、私もたぶん骨を埋める覚悟でいるわけです。それに日本に頻繁に帰省して、日本の家族と交流が盛んなわけでもない。去年はじめて日本帰省をしたけれど、滞在中後半ではアメリカが恋しいとも言ってましたしね。
でも親としては、選択肢があった方が良いと思って、出生届をバタバタしながらも出したわけです。とはいえ、実際は「時間と労力の無駄」なのかな?ってふと思ったりしたのも正直なところ。
だからなんだって言えばそうなんだけど、とにかく今回の選挙といい、いろいろ自分の立ち位置について考えさせれたわけです。
まとめ
新しい大統領が選ばれて、今アメリカは分断してますね。カナダに移住する人もきっと増えて行くことでしょう。でも私は逆にこの国の国民になりたいと思うのです。だって、あの人が選ばれるというのも真さにアメリカらしいじゃないですか?ってことは、その逆もありえるわけでしょ?
メディアも知識人たちも予想できなかった国民の力。それがあるのがこの国じゃないかなって。この国には、やっぱり全ての可能性が秘めてるんじゃないかなって。。。(って、ちょっと浸り過ぎ?笑)
まあ、そんな風にポジティブに考えてみたいとおもうのでした。
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