アメリカはここ、クリーブランド。

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私の日常日記

2022年最後の投稿

ご無沙汰してました!あっという間にクリスマスも終わり、2022年も終ろうとしてますねえ。

気が付くとまたしても当ブログを3ヶ月放置してましたが、私は相変わらず子供達の学校やら課外活動やらでバタバタしながらも元気に毎日暮してます。

というのは実は嘘で😅、ちょくちょく体調は崩してました。すっかりこちらはパンデミックも終わったかのように、学校もスポーツ活動もなにもかもパンデミック前のような状況ですからねえ。おかげさまで、11月後半にあった感謝祭明けは、家族全員インフルエンザに感染してました。

インフルエンザでも、症状はまさにコロナみたいですよ。ってか、コロナがワクチン接種済みだとインフルエンザに似てるのかもしれないけど、とにかく5月初旬の春先に感染したコロナのように咳はけっこう長引きました。

それに加え、子供達の誰かが必ず風邪かなにかウィルスを、立て続けにお持ち帰りしますからねえ。いったいいつインフルエンザが治り、いつ風邪に罹ったのかわからない感じが、先週のクリスマス前まで続いていたんです。

今でも室内は空気の乾燥が酷いから、喉の調子が悪いだけなのか、また別のウィルスなのか、それともこの前の風邪の症状がただ長引いてるのかよくわかりません。喉の乾きを感じて、夜中咳き込むことがあるし、冷たい空気を吸うと咳き込むしで、なんだかなあといった感じですね。

まあ、とにかく普通に生活はできるのであまり気にしてませんが、やっぱり健康が一番だなあとつくづく思うのであります。

さて、実は最近いろいろ考えることがありました。そのひとつが、ソーシャルメディア(SNS)との付き合い方です。

4年前からでしょうか、ソーシャルメディアのツイッターを積極的に使うようになったのは。。。
トランプにもううんざり!と思うようになり、積極的にツイッターで政治情報(ニュースマガジン・新聞やジャーナリスト、また政治に詳しい研究者など)を流すアカウントを追い始めたのがきっかけでした。

同時に自分と同じような価値観をもつ在米日本人にも多く出会い、彼らとの交流がだんだん楽しいものになり、気が付くとツイッターなしでは居られなくなってたんですね。ツイッターワールド用語で言うと、まさに「ツイ廃」状態ですよ。

たくさん反応(「いいね」やコメント)を貰えば貰うほど、「こんな風に考えてるのは自分だけじゃないんだ!」という嬉しさと安堵感が生まれ、それによって自己肯定感も高まります。一方、フォロワーが増えれば増えるほど、攻撃的なリプや引用ツイートも増えるので、疲労感もどんどん増えては行きました。

それにツイッターのアルゴリズムのおかげで、汚い言葉を使う炎上芸人(つまり炎上する事でフォロワーを増やしてる、いわゆるインフルエンサーなど)のツイートが目についたり、価値観が似てて好きだった相互(つまりお互いフォローし合ってる仲)さんが、フォロワーが増えて行く度に言動が変わり、キャラが変貌していく姿に落胆したりと、最近では楽しいものというよりただ疲れるものになり、精神的にも限界を感じてました。

そこで、イーロン・マスクのツイッター買収劇です。言動の自由といいながら、結局極右派の人達のために買収したようなものですからね。しかも、本人の情緒不安定な人間性のおかげで、ツイッター社内部はカオス化し、毎日違うルールができたり無くなったりと、とにかくユーザーが振り回される状況が続いてます。

そんなカオスの中で、セキュリティ上の問題はないとは言い切れないですよね。経営上も管理上も不安定な中、いつなにが起きてもおかしくないですから。

だから、これは自分にとっていい機会かもしれないと思うようになったんです。つまり、思い切ってツイッターをやめようかなと。

もちろんツイッターでずっと平和に交流した人達はたくさん居ますよ。たわいのない事でジョークを言い合ったり、美味しいもの情報を交換し合ったりと、いわゆる自分のデジタル上のコミュニティがまだあるわけで、そんな皆さんとの交流の場が無くなるのは惜しいというのが、私の正直な気持ちです。

ただ、繋がって交流が盛り上がれば盛り上がる程、時間がそれにどんどん溶けていきます。限られた時間内にやりたい事ができなかったと言う日も、過去に多々ありました。

いや、逆に優しい方達と交流する事で、毎日の疲れが吹き飛ぶ事もたくさんあったのは事実です。精神的に疲弊してる時、誰かから「大丈夫!がんばれ!」って言ってもらえる事で、ずいぶん救われたこともありました。だからずっとツイッターが心のオアシスであったのは否定できません。やりたい事ができなくても、「ま、いっか。」と思えたんですね。

実は、来年あたりから仕事復帰しようかなと真剣に考えてます。娘も来年は小学校一年生になるので、ずいぶん手が掛からなくなるし、夫は引き続き在宅勤務なので、自分がたとえパートタイム勤務でも時間的に融通が効くと思うんです。

私は来年48歳になります。そう、アラフィフですよ!この年代で仕事復帰なんてありえない!と若い頃は思ってたけど、ここはアメリカです。なんでも可能なんですよ。いや、そうポジティブに信じないと可能にならない。それがアメリカです。

だから、48歳からの就活を頑張りたい!どうしても実現させたい!そう思い始めてるんですね。

こんな風に「きっと私でもできる!」と思え、この4年間たくさん勇気をくれたのもツイッターです。いろいろな状況で頑張ってる人が存在することを知り、私は勇気と励ましを数多くもらいました。

そう、今度は実行するのみです。私でもできるんだ!と証明するため実行するのみです。それが今私が求めてる次なるステップです。

4年間続いたツイッターでの時間は無駄だと全く思いません。そういう人生におけるひとつの段階であり、学びの段階だったのだと思ってます。

これからツイッターはビジネス的に衰退していくと予想しますが、とりあえず今現在ではアカウントは閉めずにプライベート設定(つまり鍵かけ)をしました。それから、少しずつその他ソーシャルメディアサービスでの付き合い方に慣れながら、徐々にフェードアウトしていこうと思います。

今までツイッターからこのブログを読んで下さった皆さん、ありがとうございます!

そして、たくさんの知恵と勇気と楽しい時間を頂き、ありがとうございました!

数少ないこのブログの読者の皆さんも、更新が少ないにも関わらず、ずっと見守って下さりありがとうございます!

みなさま、素敵な年末年始を送ってくださいね😊


写真は一昨日庭で撮った夕焼けです。フィルターなしの綺麗な色が撮れたけど、少しブレましたね😅

アジア顔の息子が演じた事の意義

ご無沙汰してました!約3ヶ月ぶりの更新ですね。

私はその後元気でした。それより2ヶ月半の夏休みはとにかく忙しくって!
我が家では、毎年夏休みは子供達をサマーキャンプに入れないんですよ。だからスポーツ活動や仲良し君の家族とプレイデイトをしながらバタバタ過ごすのですが、今年は例年以上に忙し過ぎてヘトヘトでした。

8月中旬過ぎから子供達の学校が始まり、少しはほっとするかと思ったら、なんと長男の課外活動がむちゃくちゃ過密スケジュールでしてね。というのも、実は長男がミュージカルのキャストに選ばれたんです。おかげで、その公演に向けて8月中旬からリハーサルが続いていたのでした。

このリサーサル、3週間続いたのですが、平日は夕方5時から夜10時まで続き、週末はお昼1時から夕方6時までと激務だったんです。私たち親の役目は、リハーサル会場まで往復1時間20分の送り迎えをする事で、とにかくその業務と学校の準備に毎日明け暮れてました。

息子がキャストとしてお選ばれたこのミュージカル、実は世界的に有名な作品のミュージカルでした。その名は、サウンド・オブ・ミュージック!そう、あの名曲「ドレミの歌」や「エーデルワイス」で有名な作品ですよね。そして、ミュージカルは地元の私立大学ボールドウィンウォレス大学(Baldwin Wallace University)とクリーブランドオーケストラのコラボレーションプロジェクトだったのです。

とはいえ、実際演奏したのはクリーブランドオーケストラではなく、アクロンシンフォニー(Akron Symphony Orchestra)という菅楽団でした。それでも、クリーブランドオーケストラに負けないくらい素晴らしい演奏をする楽団でしたよ。はじめてアクロンシンフォニーについて知る機会になったし、とにかくこれから彼らの演奏も楽しみだなと思ったくらい!

さて、この3週間にわたる激務の甲斐もあり、9月上旬に開催された二日間の公演は無事大盛況に終わりました。はじめて自分の子が大舞台に立つと言う事は、なんとも表現しようのない感動そのものですよ。あんなに小さかった子がここまで成長して、立派に舞台に立つなんて。。。親にとっては、一生に一度の経験ですからね。とにかく涙、涙の忘れられない出来事だったのです。

ところで、なぜ息子がキャストに選ばれたのか疑問を持つ方もいらっしゃるでしょうね。しかも、サウンド・オブ・ミュージックは、第二次大戦中のオーストリア人一家、ヴォン・トラップ家のお話です。息子はヴォン・トラップ家の次男カート役に選ばれました。

というのも、息子達が所属する地元合唱団が、オーディションの話を持ちかけて来たからなのです。オーディションの条件は、ボーイソプラノで背丈5フィート(150センチ以内)、それだけでした。

本人も私たちも、まさかオーディションに受かるなんて思いもよらなかったんです。私たち夫婦、恥ずかしいことに、サウンド・オブ・ミュージック自体全く詳しくなくて、映画さえも一回チラッと観ただけ。だから、あまり深く考えず、期待もせずにオーディションを受けさせたんです。もちろん息子も私たち同様に、映画を見たのは一度きり。

実際オーディションに受かり、サウンド・オブ・ミュージックについて少し調べるうち、オーストリア人、つまり白人の話であることを確認しました。私そっくりの息子は、白人ミックスとはいえ、ほぼアジア人顔です。本人も受かったとき、少し困惑顔に「僕、金髪じゃないけど大丈夫?」と言ってたんですね。

実は私たち、実際公演が近くまで、他のキャストについても殆ど知らなかったんです。プロの俳優は、ヴォン・トラップ家の父親トラップ大佐と修道院長を演じた二人だけ。しかも、この二人は白人ではありません。トラップ大佐役は黒人で、NYブロードウェイで経験を積んだ役者さんでした。そして、修道院長役はヒスパニック系で、こちらも長い事数々の有名な舞台に立ってるオペラ歌手でした。

また、主役であるマリア役、そして息子の共演者たちの殆どが、ボールドウィンウォレス大学の学生さん達だった事に、正直驚いたんですね。それはあまりにプロ並みの歌唱力と演技力だったから!そして、もちろん黒人、ヒスパニック系、アジア系と色々な人種が混じってました。

一方、先週タイムリーに、ウォルトディズニー社が新作映画「リトルマーメイド」実写版の予告編を初公開したのは、記憶に新しいと思います。そして、この公開と共にネットでは大きな論争が巻き起こりました。

なぜ、マーメイド役が黒人なのか?と。

ディズニー社がマーメイド役に黒人俳優を抜擢した理由と、息子がカート役に選ばれた理由は同じだと思います。

それは能力重視であったこと、そして多様性の重視です。

ここ数年、アメリカでは従来のメディアが与える社会的影響力の見直しが進んでます。今まで白人優位であったシステム上の人種差別がいかに社会に悪影響与えるか認識され、改善に向けて現状の見直しがされてるのです。

見直しの一貫として、人種・性別・心身障害に関係なく、インクルーシブに能力ある全ての人達にチャンスを与えるということ。メディアにしても普通の企業にしても色々な社会の場面で、マジョリティ、つまり白人や男性や健常者が決定権と優先権を今まで普通に維持していた従来のやり方をなくし、能力に応じて積極的にマイノリティにチャンスを与えると言う事です。

また、積極的にマイノリティを子供番組やおもちゃなどで起用し表現する事が、これからの未来を担う子供達にも大きな励ましになります。例えば、おもちゃ売り場では、色々な肌と髪の色の人形が棚に並ぶ事、クレヨンの肌色が一色ではなく数色に及ぶなど、最近そういった企業の試みが際立って見受けられるようになりました。

息子が白人であるカートを演じた事に対して疑問を持つ人は、おそらくマーメイド役が黒人である事に違和感を覚え、議論する人たちと同じでしょう。

でもその作品の重要視されるべきポイントは、決して見た目ではない事に気付いて欲しいのです。評価されべき点は「歌唱力」と「演技力」そのものだと思うのです。

そして、その作品が与える社会的影響も考えて欲しいのです。作品を観る子供達に夢や希望を与えるか否かは、グローバル化と多様化が進む移民の国アメリカでは、特にとても重要なポイントだと思います。

今回息子がカートを演じた事は、アジア人顔の自分でもできるのだという大きな自信を息子に与えたと信じて疑いません。そして、息子が演じた事により、それを観た子供達に夢と希望を与えた事は、想像以上に大きな意義があったと実感しました。

正直、日本に住んでいた頃の自分だったら、おそらくマーメイド役が黒人?カート役がアジア人?という疑問を抱いてたと思います。なぜなら、そういう風に白人信仰が強い社会*に刷り込まれながら育ったから。

アメリカでマイノリティとして3人の子供達を育児し、多様性に富む社会を見て学び、今まで見えてないかったものが見えて来てると日々感じてます。

大切なことは「気づくこと」。

そして、今まで当然だと思ってた既成観念を捨て、価値観を社会に合わせてアップデイトして行く事だと思います。

そうでなければ、時代について行けないなあとつくづく思うのでありました。


*昔から日本は、肌が白いことが良いと言う風潮があり、それに執着してると思います。メディアにしても、有色人種より白人をモデルなどでも好む傾向がありますからね。

【関連記事】

失望とこれから

(7月9日追記・更新)

ついに女性の権利が奪われた

もうすでに日本でも報道されてますが、ついに6月24日アメリカでは女性の権利のひとつが奪われました。

このブログでもつい最近書きましたが、人工妊娠中絶をアメリカ合衆国憲法により保障された権利とし、同時に堕胎禁止を違憲としたロー判決が、24日に米国最高裁により覆されたため、女性が中絶できる権利が奪われたのです。

これにより、オハイオ州を含む11州で自動的に中絶禁止になります。

オハイオ州では、以下の内容になります。

(胎芽の)心音が確認された時点(妊娠周数が約5〜6週)で堕胎禁止となり、中絶処置を行った、もしくはその処置を幇助した医療機関や医療従事者は重罪の責務を課せられる。

レイプ、近親相姦、そして胎芽に重度染色体異常が確認されても、例外にはなりません。例外は母体の命と健康に危険が確認された場合のみ。

この判決は、予想通りでした。まさかこんなに早く結果が出るとは思ってませんでしたがね。最高裁の裁判官は9人で構成されてます。そのうちたったの3人しか民主党大統領が、指名したリベラル派の裁判官はいません。当然勝てるわけないです。

保守派の裁判官6人のうち、トランプが任期中に指名した裁判官が3人もいます。そして保守派裁判官全6人のうち一番質悪いのが極右とも言える超保守派のトーマス判事。今回の中絶禁止のみならず、同性婚やはたまた避妊薬など避妊自体に関しても禁止の意向を示唆してます。

因みに余談ですが、トーマス判事の妻ジニーは2021年1月6日に起きた国会議事堂襲撃事件に関与した疑いがあるにも関わらず、今のところなんの法的措置も取られてません。

以前も書きましたが、オハイオ州のDeWine知事はもちろん、オハイオ州議会も保守派である共和党が過半数を占めてます。つまり、選挙で民主党の知事を選出し、オハイオ州議会も民主党の議員が過半数を占めない限り、オハイオ州における中絶禁止はなくなりません。

想像してみてください

日本人は概して政治の話を、普通の会話でしたがりませんよね。アメリカ人も社交の場ではしませんが、社会問題に関してたまに話題に出ることもあります。でも日本人は社会問題さえも、あまり話題にしないし、政治や社会の話題をする人に対して面倒くさい堅物という印象がまだあると思います。事実、私も20代〜30代といった若い頃は、そういった印象を持ってたし、政治はもちろん選挙にも今ほど興味がありませんでした。

でも子供たちを産み育ててる段階で、少しずつそれが変化を遂げて行きました。大きく自分の関心が政治に向かったのは、やはりトランプの登場です。自分には関係ないと知らないふりができない状況になってしまったんですよ。そんな難しいことは知りたくない、関わりたくないと思っても、人種差別や乱射事件が増加し、女性の権利が奪われる現実は避けられないんです。子供達の将来を考えれば考えるほど、今アメリカが向かってる先は、時代から逆行し闇でしかありません。

もしこのブログを読んでるあなたが中絶反対派、もしくは共和党支持者、もしくはあなたの家族が共和党支持者でも自分には関係ないと思ってるのなら、静かに以下のことを想像してみてください。

  • もしあなたの妻やパートナーがレイプされレイプ犯の子供を妊っても、「神からの授かりもの」として喜び、自分の子供として愛し、成人するまで育てることができますか?
  • もしあなたの娘がレイプされレイプ犯の子供を妊っても、9ヶ月の妊娠期間を耐え出産しろと言えますか?
  • もしあなたの娘が近親相姦の被害に遭い子供を妊っても、9ヶ月の妊娠期間を耐え出産しろと言えますか?
  • もしあなたの妻やパートナーが子宮外妊娠をし処置を必要としても、胎芽もしくは胎児心拍数があるが故、処置をできずに感染症を起こし、命を落としても良いのですか?
  • 金銭的に余裕がなくても、子供を産まなければならない状況になったらどうしますか?
  • もしあなたの子供が同性愛者で、今まで幸せな結婚生活を送っていたのに、仮に突然同性婚姻制度が破棄され社会保障もなにもかも失ってしまったらどうしますか?
  • もし仮に避妊薬や避妊具が禁止されたらどうしますか?

望まない妊娠をし、中絶という選択をする女性に、それを自ら喜んでする人なんていません。心身ともにボロボロになり悩みに悩んで決断してると思います。その後だって一生消えないの心の傷を負い、その傷を抱えながら生きて行かなくてはならないのです。

そして、当たり前ですが、妊娠は女性一人ではできません。男性も関わってるのに、なぜ女性だけが9ヶ月の妊娠期間と命にも関わる出産を耐えなければいけないのしょうか?
望まない妊娠により精神を壊すのことは大いにあり得るんですよ。なぜそんな負担を女性だけが抱えなければならないのでしょうか?
女性個人の体のことなのに、なぜ妊娠・出産しない男性が大多数を占める政府が決めるのしょうか?

あなたにできること

もし今アメリカで起ってることに憤り感じ、なにか行動をしたいと思ったら、たとえ家族があなたの信念と反対でも、ぜひ実行してください。一人一人の行動が大きな意味を持ち、変化へと繋がって行くはずです。そうやってアメリカは成長し、変化を遂げてきたわけですから。

もしアメリカ市民権を持ってるのなら、今年11月の中間選挙でぜひ投票へ足を運んでください。

日本人は米国籍を取得しない人が多いです。私も去年初めまでそうでした。人それぞれ事情があると思うけど、やっぱり日本が二重国籍を認めないのが大きな理由だと思います。私も二重国籍を持ってたら楽なのに〜と、どれほど思ったことか!

ただ、もし米国籍取得をするか否かを今悩んでるのなら、ぜひ取得して投票に行って欲しいと願ってます。私も悩んで悩んだ挙句に決断しました。

パンデミック渦中、日本に頻繁に帰国するわけでもないから、後悔はありません。それに、仮に将来日本国籍再取得を望んでも、元日本人であれば手続きはそんなに難しくないとも聞きました。

ですから、今もし参政権を得たいけど悩んでるのなら、ぜひ米国籍取得を検討して欲しいのです。たとえ今年の中間選挙に間に合わずとも、2年後の大統領選に一票を貢献して貰えたらと、切に願わずにいられません。

もしどうしても米国籍取得を決心できないのであれば、女性の権利を支持する市民運動団体や政治家に寄付という形で貢献もできます。以下そのリストです。(リストは後日増える可能性がありますので、興味がある方は私のツイッターアカウント(@eccochann)をフォローして更新を待ってくださいね。)

中絶に関するサポートをしてる非営利団体

中絶禁止になった今、他州へ中絶をしに出向く費用や中絶処置、また訴訟費用など、こういった非営利団体は運営資金が必要になります。ぜひ資金援助にご参加ください。

嘆願署名運動のサイト

現在行われてる嘆願署名運動のひとつです。名前とメールアドレスと郵便番号を記入するだけです。ぜひご参加ください。

民主党候補者

とりあえず知事選と上院議員選の民主党候補者だけ載せます。キャンペーン資金が集まるほど、政治運動キャンペーンに大きな効力が生まれます。ぜひ寄付をしてみてください。

  • Nan Whaley: オハイオ州知事選に出馬してるNan Whaleyさん(元デイトン市長)のサイトです。
  • Tim Ryan :オハイオ州上院議員選に出馬してるTim Ryanさんの公式キャンペーンサイトです。

ここまでブログを読んでくださったみなさま、ありがとうございます!
このブログを読んでる方の中で、私と賛同して一緒に戦ってくれる同志がいることを願ってます🙏
なにかを変えるためには行動するしかありません。
あなたもぜひ一緒に戦いましょう💪

【7月9日追記・更新】

オハイオ州では子宮外妊娠(ectopic pregnancy)は例外に当て嵌まり母体を救う処置として中絶できるらしいですが、依然とレイプや近親相姦の被害であっても中絶禁止です。州外で中絶を受ける上では、本人は重罪の責務を課せられることはないとのこと。詳しくは、こちら↓の記事を参考にどうぞ。

また、7月8日にバイデン大統領より、中絶処置アクセスを守るために大統領命令が発足しましたが、オハイオ州ではあまりその効果がないとのことです。詳しくは、こちら↓の記事を参考にどうぞ。

最後になりましたが、8月2日は2回目の予備選挙投票日です。州議会の議員と選挙区変更案に関する予備選挙が行われます。その情報はこちら↓
https://www.ohiosos.gov/elections/voters/current-voting-schedule/2022-schedule/

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