アメリカはここ、クリーブランド。

投稿者: えっちゃん (20ページ目 (161ページ中))

双子含む3児の母で、昭和レトロ・ヴィンテージデザインをこよなく愛し、地元コミュ運営しながら、ヴィンテージ雑貨や食器(Fire King・Pyrexなど)収集したり、webサイト作ったり、DIYしたり、たまに廃材を使ったリサイクル工作に熱中する在米日本人です。

差別の無い多様性のある未来を実現するため日々勉強してます。日々思ったことを不定期に書いてます。

日本人会は誰のため?その壱

ちょっと前にツイッターで見かけた話題が海外の日本人会についてでした。それもネガティブな意見が多くて、もの凄く考えさせられたんですね。そんなわけで、ちょっとマジメな話題を新年早々に書きたいと思います。

そもそも海外の日本人会については、日本在住の皆さんはあまり馴染みないでしょうね。日本人会は、基本いろんなメジャーな都市に存在し、現地日本人をサポートする意味で誕生したと思います。活動内容も規模も団体によっていろいろで、日本企業が多い街では、日本の商工会議所みたいな役割をする場合も多いかもしれません。会員制なので、一定の会費を払って入会し、団体が開催するイベントなどに参加できるといった具合ではないでしょうか。

さて、ツイッターで見かけたネガティブな意見ですが、内容としてだいたいこんな感じ。ちなみに原文通りじゃなく、私なりに要約してここに書いてます。

  • 日本人会は避けた方がいい。なぜなら、一度ハブにされたらえらい目に合う。
  • 入会すると、学歴から会社名、所属部署まで根掘り葉掘り聞かれ、マウンティング*までされる。
  • 日本人会なんて駐在員のたまり場で、現地に馴染んでる日本人には必要ない。

*「マウンティング」とは、たぶん最近の若者用語だと思うのですが、沢尻エリカさん主演のドラマ『ファーストクラス』で話題となった『マウンティング女子』から来てるらしい。こちらのサイトによると、「要は、コミュニケーションを通して『自分の立場が上』と態度や言葉で示す行為のことのようです。

こういった意見を見て、私は驚くどころか「やっぱりね」といった印象を強く受けたんですね。なぜなら、私も10年前まで同じようなネガティブなイメージしか持っていなかったから。しかも、実際そんな体験もしてないにも関わらず、誰かが言ったネガティブなことだけが先行して、そういうものだと信じて疑いませんでした。その心理の背景は、このブログでも「現地日本人コミュを毛嫌いする在米異邦人」というお題で過去にも書きましたが、日本社会にうんざりし精神的な自由を求め、海外で自立しようとしてる、もしくはしてる人ほど、そういったネガティブなものに過敏に反応てしまうのかもです。

同じ海外に住む日本人でも、駐在組と永住組は多少のギャップがあるのは否定しません。駐在日本人は企業に派遣されて来るわけで、海外に住みたいと思って来てる人はあまり多くないかもしれません。よって、当然日本のやり方・考え方をそのまま持ってくる人もいるし、現地に馴染めずに悩む人も多いかもしれません。心のよりどころは、同じ境遇にいる日本人なわけで、自然に集まっしまうのも無理はないです。

逆に、国際結婚を機に海外に移住する人や、私みたいに夢を追い求めて移住する人は、どちらかというと独立心が強く、現地コミュニティに馴染んでいるので、あえて日本人と繋がる必要性もなければ、したいと思わないかもしれません。

だから、そういった違いに、御互いギャップや違和感を感じるのは当然のことかもしれません。とはいえ、10年前の私みたいに、実際に会って交流して相手を知らずに、先入観だけが先走りして、「知る」というチャンスの扉を閉ざしてしまうのは、実に残念なことだなと思うのであります。

事実、10年前にLAで参加した映画祭のボランティアを通して、日本人コミュニティを知ったのをきっかけに、自分の中で少しずつ先入観というものが変わって行きました。じゃあ、ここクリーブランドではどうなんだろうか?そんな風に思ってた矢先に、こちらの日本人コミュニティに携わってる人たちにも出逢いはじめました。そして、自分の先入観や憶測がいかに根拠が無いものであったか思い知ることになったんですね。

先にも書きましたが、日本人会はそもそも現地日本人をお互い助け合う意味合いで誕生したと思います。とはいえ、ツイッターで見かけたネガティブな経験をした人が実際大勢いるとしたら、それこそあまりにも残念過ぎますよね。もしかしたら日本人人口や企業の数によって、状況も大きく変わるのかもしれませんが、私がここで経験した事からこれだけは声を大にして言いたいです。

クリーブランドで出逢った日本人会の人たちは、本当の意味で助け合ってます。

そして、組織としての日本人会が持つ呪縛イメージをなんとか打破しようとしてると思います。少なくても、私が観察して感じ取ったことではありますがね。

ここクリーブランドには、非営利団体としての日本人会は、たったのひとつ、ノースイーストオハイオ日本人会、通称JANO(Japanese Association of Northeast Ohio)です。

そして、もうひとつ非公式の日本人会があります。友人達と立ち上げたお友達サークル的なものなんですが、クリーブランド日本人ゆるダラ会という、団体でもなんでもないコミュを3、4年前(?)から運営してます。

これから更に2回に分けて、この二つのコミュについて書いて行きたいわけですが、結局なにが言いたいのかというと、とにかく本当の意味でここの日本人会は機能してるよって言いたかったのでした。

今の若い世代はもちろん、海外に住む日本人はネットで情報を得ることがほとんどだと思います。よって、間違った情報もたくさんあることにも気づき難いし、誰かの根拠ない情報だけが一人歩きすることは多々あると思うのです。

だからあえてここで書きたかったんですね。

そんなに悪くないよ、クリーブランドの日本人会は
って。

次回は「ノースイーストオハイオ日本人会」について書きたいと思います。

ここまで長々と読んでくださった皆さんに感謝感激アメアラレ~♪

謹賀新年2018年

大晦日のディナーは頑張って、Osso Buco(イタリアの郷土料理オッソブーコで子牛の骨付きスネ肉を使った料理)をオーブンで2時間かけて作りました。トマトと赤ワインがベースです。それにしても、アメリカ人が発音するOsso Bucoって、「遊ぶ子」に聞こえてしまうのですが、それって私だけ?(笑)ちなみに、元旦のディナーはアメリカらしく手作りハンバーガーでした(笑)。

明けましておめでとうございます!
こちらも日本より14時間遅れて新年が明けましたー。

しかっし、寒いですね〜。ホントに半端なく寒いクリーブランド。どうしちゃったのー?って言うくらい、氷点下10℃以下の毎日が続いてます。おまけに、クリスマスからずーっと雪が降っては止んでまた降っての繰り返し。とにかく寒い寒いと言いながら新年を迎えた我が家でした。

一方、去年の秋小学一年になったということで、今回カウントダウンまで頑張って起きていた息子達。「もうカウントダウンまで待てない!あと何時間?」と大晦日の朝から何度も時計を確認しながら言ってたくらい大興奮でした。寝袋をテレビの前に設置してミニキャンプの真似事をしたり、今年は口パクじゃないマライヤ・キャリーの歌に酔いしれながらボードゲームをやったりしてね。この数年早寝で超スルーしてたカウントダウンナイトを家族とまったりと過ごして、なんだか心がほっこりした年末だったわけです。

それにしても、去年はあーっと言う間に終わっちゃいましたね〜。2017年が明けたかと思いきや、あれよあれよとクリスマスがやって来てもう2018年ですよー。とにかく育児に追われて、バタバタ終わったって感じです。

遠過ぎて見え難いけど、裏庭でとーちゃんとソリ滑りを楽しむ息子達。ずっとこればっかりやってます(笑)

とはいえ、精神的にはかなり安定した年でもありました。息子たちや娘の成長に幸せを感じる瞬間が多い一年でもあったかなと。そして、なによりも縁に恵まれた一年でもありました。ここ数年こんなようしゃべるオバハンの相手をしてくれてる愉快な仲間達はもちろんですが、数年ぶりに再び繋がる昔の友人など、とにかく「人との繋がり」が大きかった一年でした。

だから、家族あっての自分はもちろんですが、友人あっての自分だな〜とつくづく思うのであります。特に友達の数が少ない自分は、無理せずに自分らしく(オバハンらしく?笑)振る舞える友人たちに囲まれて幸せだな〜と。そして、確固たるなにかを貫いてると、一度過去に途切れた交流も再び繋がるものなのだな〜と、そんな風に実感した一年でした。

このブログも自己満足と言ってはいるけど、こんな何の変哲もない内容でも読んで下さるそこの「あなた」がいるから書きたくなるわけで、ホント読者あってのブログだな〜とも思います。このしがないブログにいつも足を運んで下さり、皆さんありがとうございます!

とりわけ凄い事をしてるわけじゃない、ただ普通に毎日育児やって、時間ある時は好きな事(WordPress遊びとかヴィンテージ雑貨集めとか)に夢中になる普通のオバハンですが、今年もこのブログ共々どうぞよろしくお願いします!

皆さんにとって、健康で幸ある素敵な一年でありますように!

ホワイトクリスマスでした

ご無沙汰してます。毎年この時期はクリスマス準備のバタバタで、ネタはいっぱいあってもなかなか更新できませんでした。

しかも今月中旬には、ウィルス性の胃腸炎にかかってしまい散々。家族にも次から次へとかかり、クリスマスも終った今やっと娘の症状が和らいで来てるところです。

そんな中、勇敢にもグランマグランパはクリスマスを一緒に過ごすために遥々やって来て、滞在中は胃腸炎に感染せずに今朝帰路に向かいました。

さて、みなさんのクリスマスはいかがでしたか~?こちらのクリスマスは、ホワイトクリスマスでした。そして、今寒波がやって来て、外は-10℃!とにかく、相変わらず我が家は、わいわいガヤガヤと賑やかなクリスマスを過ごして、楽しいものに終ったんですね。

今年子供達がサンタさんからもらったプレゼントは、なんとほとんどがサイエンスもの。っていうのも、長男は念願のタブレットで操作できるLEGOロボットを、次男も念願の巨大ミニクーパーをもらい、クリスマス当日は一日中そればっかで遊んでました。

他にも、電子回路のモデル作りキットやモーター構造のモデル作りキットなど、とにかくサイエンス&テクノロジー関連ものばかりもらったクリスマスでした。

というのもそのはずで、秋に小学一年生になった息子達は、最近科学や数学分野に凄く夢中なんですね。二人ともLEGO遊びはこの2年くらいずーっと夢中ですが、長男はギア・モーター構造に夢中で、自分でコミック画の真似事しながら自分でマシンのデザイン画なんか描いちゃったりしてね。次男は、数字好きとあって、常に算数のカードで遊んだり、長男同様にギア・モーター付きのLEGO創作に夢中なんですね。

一方、16ヶ月になった娘は、すっかりお兄ちゃんたちの影響を受けて、「きかんしゃトーマス」や「ホットウィールズ」(日本のトミカみたいなおもちゃ)で遊んでるので、サンタさんから「きかんしゃトーマス」のミニシリーズをもらいずっと遊んでます。

こちらには、お正月三が日はありませんが、うちの人がクリスマスからずーっと有給を使ってるので、家族とまったり年末に向けて過ごしているところです。

みなさんも、良い年末・年始をお迎えくださいね~。

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