実はワタクシ、国際結婚というものをしてます。
あ、知ってたって?笑
いや、でも考えてみると、今まで「見て見てー!あたし国際結婚してま~す♪」みたいな事を語ったことはほとんどないかも。ってか、プロフィールとかでも、「国際結婚」という言葉をあえて使いたくなかったっちゅうか、避けてたっちゅうかそんなカンジでありました。
っていうのも、世間の期待を裏切りたいという天邪鬼体質だし、普通のおっさんとのラブラブ日記~♪なんて、誰も見たくね!
。。。でしょ?
いや、その前にラブラブもなにもあったもんじゃ無いし、その昔あった漫画「ダーリンは外国人」みたいなオチもない普通って、他人から見たら退屈のなにものでもない。
それにね、ここでラブラブ生活なんてドヤ顔で書いて、その後どっかの会社みたいにあっさり破綻とかしたらマジ笑えないっしょ。だからあんまりそーいうの書く気にもなれんかったっちゅうか、それよりも大切なものが日常にあるっちゅうか、そんなカンジであります。
一方最近ツイッター上に誰かが書いた国際結婚テーマブログをリツイートしたら、これがけっこうクリックされてて、あらま!みんな興味あるんね~と言った印象を持ち、だったら試しに書いてみるべ?ってな気持にもなったんですね。
なんてワタクシ、浅はかな人間なんでしょう!
いやホント、国際結婚ってね、簡単じゃあないですよ。これだけは世間の期待通りかも(笑)だって、言葉の壁に習慣の壁だもんね。。。でもね、続ける意義はあるし、コミュニケーションさえちゃんとやってればなんとかなるもんですわい。
最近見かけるブログで知ったけど、なにやら世間では今でも「国際結婚」というものに憧れる人が多いらしいですね。それに「待った!」と克を入れるベテラン経験者の声とかあって、なんだ、20年前となんも変わらんではありませんか~と思ったり。
そこで、ここだけの話ですが、ワタクシ。昔から日本人と結婚する気はさらさらありませんでした。だって、小学6年生から映画雑誌買い漁って、ハリウッド映画にのめり込んで、雑誌「留学ジャーナル」を片手に「アメリカ行きたーい!」って、目をキラキラさせてた女子が日本人と結婚したいなんて思うわけないっしょ?それに今どきの若者言葉でいうと、いわゆる肉食女子でありましたから、自分の伴侶は自分で決める!選ばれるんじゃなくって、自分が選ぶ!といった鼻息洗い女子が、日本人男子に相手にされるわけないっしょ?
素敵な「外国人」(この言葉あまり使いたくないけど)との出会いを期待してないって言ったら嘘になるから、なにげに探してたのは否定しないけど、日本では全くと言ってそんな機会がなかった残念な人。。。それが、ワタクシ。でも、そんな憧れもって何が悪いん?と開き直ってるのが今のワタクシでもありまする。
要はどんなきっかけで出会って結婚しても、うまく行けばそれでいいと思うんですよ。自分の場合、たまたま結婚したのがアメリカ人だったけど、結婚自体は日本人同士でも一番難しい人生の課題じゃありません?事実日本でも離婚は増えてるし、夫婦間の問題っていろんなメディアでもよく目にするわけですから、国際結婚だから、日本人じゃないからっていう枠組みは、ワタクシ個人的見解から避けたい議論であります。
まあ、確かに子供もいたり、日本じゃない土地の上に、家族兄弟もいない環境にいるというシチュエーションは、破綻したときにリスキーではあるけどね。だからって、恋愛に熱くなってる本人はそんな先のことなんか考えないし、そんな助言を誰かが言ったとしても、立ち止まって深く考えるような人はまず居ないんじゃないかな〜と。そんなこんなを考えれば、やっぱり国際結婚っていわゆるリスキーゲームですよね。まあ、それも長い目で見れば、なにげに面白かったりするのも正直なところです。
で、結局なにが言いたいのかというと、男を見る目を超えて、人間を見る目はやっぱり研ぎ澄ましておきたいスキルのひとつじゃないかと思いまする。今恋愛中の若い子がそこにいて、もし助言を求められたとしたら、このオバハンはそう言うかもしれんけど、まあ、それも年を重ねて得るスキルでもあるわけで、助言する事自体ナンセンスかも(おい!)。それより、そもそもそんな助言を求めて来るような子は、自分を良く知ってて人間を見る目があるから心配なんて要らんのでしょうな〜。
先にも書いたけど、国際結婚も普通の結婚と同じ。たとえ破綻したとしても、それで人生終わりじゃないから、別にそれはそれで人生経験の一幕という形で、とにかく次に進むしかないんですよ。そこで、一番肝になるのは周りのサポートの方じゃないかなと思うんですね。パートナーとの悩みがあったとき、同じような境遇にある友人たちに囲まれて、気軽に悩みを聞いてくれたり、はたまたド付いてくれる仲間は、海外で国際結婚をしていく上で凄く大事なんじゃないかって。
人間を見る目、言い換えれば、洞察力とでも言うのかな?人に依存しない確固たる自分さえあれば、そんな洞察力も自然と養われるんじゃね?ってなカンジで偉そうに語ってますが。。。どうやらこのオバハンは、今年で結婚15年を迎えるようです。
けっ、まだまだヒヨコやん、わだす(私)。
でもこの先15年、たぶんイケるんちゃう?
。。。と、根拠無き自信に溢れるオバハンなのでした。
で、結局なにが言いたかったん?笑