。。。と、この記事を読んで、思いました。

その記事がこれ。
【男の孤育て問題】「隣りのリアルパパ」には冷たい現実 #16 —ItMama.jp

「イクメン」なんて言葉を知ってから、日本も少しずつ変わりつつあるのかな~っておもってたけど、この記事を読んでなんだか切なくなりました。育児参加をしてるパパたちの肩身の狭さ、うわべではもてはやされる「イクメン」だけど、変化を受け入れられない古い日本の現実が浮き彫りにされてるな~と。

記事の著者が体験した公園での疎外感。なぜ公園のママ達は「リアルパパ」を受け入れられなかったのか?私がふと思ったのが、「良妻賢母」という呪縛でした。

というのも、ママ友と連れ立って公園に子供を遊びに来るママ達は、たいていは主婦だとおもうんです。そして、みんながみんなそうじゃないけど、たぶんこの体験談中のママ達の夫は育児参加してないのではと、私は思うんですね。

「イクメン」ではない夫をもつ彼女達は、イクメンに対するジェラシーから来る違和感があったのではないでしょうか?それか、「良妻賢母」を信じて疑わない古い考え方をしてるママにとっては、イクメンが公園に登場することは、いわゆる「変人」的にしか映らなかったとか?

とにかく、「ワーママ」が増えてる現代社会にとって、「良妻賢母」イデオロジーは、世の中のママ達を苦しめてる呪縛だとおもいます。女性はこうあるべき、男性はこうあるべき、というような呪縛。これはママ達だけでなく、イクメンたちをも苦しめるものではないかなっておもうんですね。

確かに「良妻賢母」イデオロジーは、アメリカにだってないわけじゃないです。それでも、日本に比べたら、女性の地位はそんな悪くないし、人それぞれというのがメインストリームになってるわけで、男性の育児参加だって普通に受け入れられます。公園ではイクメン君はたくさん見かけるし、私の身内では半世紀ちかく前から、すでにフルタイム「イクメン」をしてる人がいるくらい。

だからか、今回この記事を読んで、まだまだ時代錯誤な日本社会を垣間見た気がしました。

「イクメン」オジサンの公園デビュー。微笑ましいことじゃあ、あーりませんか!
もう少し暖かく見守ってあげましょうよー。
そしたら「イクメン」がもっと増えるだろうに。

。。。と、「良妻賢母」じゃないテキトーかーちゃんは、そんな風におもうのでした。


*上の写真は、大雪が来た先週末。裏庭で、クロスカントリースキーを履いた家のおとっつあんとソリ遊びを楽しむ息子達。