関節痛と下克上

子供たちが生まれてから、ずいぶん影が薄くなった我が家のわんこ達。頑固オヤジ度が増すばかりの大御所ハチと相変わらず精神的に成長しないベラちゃん、とりあえず2匹とも元気ですが、ハチの関節痛(Arthritis)が最近どうも調子悪いのです。それに伴いベラちゃんの度重なる下克上。まあ、そんなこんなな話題を今日はちょこっと書いてみます。

ハチの関節痛(Arthritis)

ご老体なハチ
ご老体なハチ
たぶん我が家で一番医療費がかかってるのは、このおっちゃんでしょうね。彼もかれこれ9歳を超え、シェパードの雑種ということで大型犬。大型犬の寿命は10歳~12歳とよく聞くので、彼の寿命は日に日に縮まってるわけです。4年くらい前から患ってる持病の関節痛がずいぶん酷くなって、一時期はお散歩も行けなくなるまでなってしまいました。で、いろんな薬を試したけど、食欲減退に嘔吐を繰り返す副作用が必ずあって続けるにも続けられない。結局いつも診てもらってる先生には、手の施しようがないとまで言われてしまいました。

とりあえず今まで与えてたグルコサミンを続ける事しかできませんが、調子が良い日は散歩もできるので良いとするしかないですね。もうアホみたいに走り回ったかつてのハチがウソみたい。しかもあばら骨が目立つくらい細身で、たまに周りに心配された若かれし頃。。。お腹周りも貫禄が出て、おっちゃん呼ばわれされるなんて本人も思っても見なかったことでしょう。(ちなみに下の動画は、6年前の2007年に撮影。)

ベラの下克上

気が強いベラ嬢
気が強いベラ嬢
一方いつまで経っても子犬にようなお姫様、ベラちゃん。実は彼女、見かけは愛らしいけれど、子供たちが生まれて以来、下克上を度々勃発させる腹黒さを持っているんですね。犬は順位性を保つ群れ社会。我が家の場合、人間の次が犬であり、ベラは最下位の位置にあります。でも、子供たちが生まれた当初、それがどうもあやふやになってしまい、ハチのご老体も重なって、彼女は下克上を目論むようになったんです。そう、その名の通り、何かをきっかけにハチを襲うんです。酷かった時は2年前で、ベラをほとんど毎日犬小屋に入れて置かないといけないくらいでした。

その後、いろいろネット上で調べたら、成熟期(2歳くらい)のメス犬にその傾向が多いらしく、とにかく順位の確立をはっきりせないといけないとか。そんなわけで、冷酷過ぎるくらい彼女への差別を始めました。家族の団欒にはベラは入れない、食事は必ず最後に与える、私たちの食事のおこぼれはハチだけ、散歩時はハーネスを着けるなどなど。少しでもベラを可愛いからって撫でたりして気を引いてしまうと、たちまち下克上が勃発してしまうんですね。だから、厳しくその辺を白黒つけるようにしました。そして、一年くらいでしょうかね。やっと落ち着いて、今は彼女も一日中犬小屋に入ってるわけじゃないです。

でも、ホントに些細な事で再び勃発するんですよ。最近では独立記念日ウィーケンドに実は起こってました。うっかりジジババがベラを団欒に入れてしまっただけで!もう流血大惨事。。。とまで言わないけど、動きが鈍いハチがいつも噛まれて傷だらけのヒーロー状態です。ホントこのおっちゃんが可哀想でね。見てられませんでした。

ベラちゃんは野良上がりなんで、ストリート生活で鍛えられた気の強さは人一倍、いや犬一倍なのかも。
人なつこくて可愛い子なんですがね~。

とにかく犬の世界も甘くないなと、犬事ながら思ったわけでした。

コメント

  1. みなみ さんの発言:

    この悩みはTVのドキュメンタリーで見たことあります。
    やっぱりダナンさんと同じように心を鬼にしてしつけのやり直しをしてました。
    しつけは人に対してもちゃんとやらなきゃダメだけどイヌにもあったとは
    私もその番組を見てから知りましたYO!

    その昔実家にわんこがいた頃、酒に酔った父の言うことをきかない事がありました。
    しらふの時はちゃんとしてるんですけどねw これって家族や恋人、友だち…
    いろんな相手とのパーソナルスペースの取り方に通ずるものがあるなあ。
    とか思ったりしました。

    1. endunham さんの発言:

      そうそう、そうなんだよねー。まさに、心を鬼!
      でもホント大変だから、多くのわんこ達は保健所行き・シェルター行きってありそう。。。
      事実、うちらもそんな選択が脳裏を走ったこともあったし。

      今実際の自分の子達と毎日接してて、たまに同じような事をわんこにも言い聞かせてるの。
      人間も犬もしつけはホント大切だよねー。
      そして、犬も人間の子もよく観察してるんだわ。相手の表情と感情を!w

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