Twitter上で興味深い記事を紹介してたので、今日はそれについて思ったことを書いてみます。(@Nonyさんありがとう!)
まず、その記事はこれ↓
『学費は高いわ援助はないわ・・・日本の高等教育@OECD』― hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
そこで、私が最初に疑問に思ったことがこれ↓
20年前はどうだったのだろう?
約20年前というと、私が高校生だったころ。一応進学校という名のつく地元の普通校に通った私です。周りは大学・短大・専門学校と進学する人ばっかり。その中で、私は進学を諦め千葉県に就職を決めてました。本当は就職なんかしたくなかったですよ。周りの同級生みたいに大学にちゃんと進学したかったけど、3姉妹の末っ子で父は当時退職したばかり。「うちには大学に出す金なんぞない」とすっぱり言われ、泣く泣く就活したのを今でも覚えてます。とりわけ頭良かったわけじゃないから、もちろん奨学金なんていう選択肢も私にはなかった。そう、当時はそれ!特別な優等生じゃないとうんなもんもらえません 🙁 。とにかく狭き門!そして、借金嫌いの父にとってもちろん、学生ローン制度さえも彼の選択肢になかったのです。 🙄
一方、今アメリカでは大学の学生ローンの破綻、行き詰まりなどが大きな問題になってます。知り合いの中で、卒業して10年も経つのに今だローンを払い続けてる人がたくさんいます。中には、「もう踏み倒しちゃった」って笑い話にしてる人もいるくらい。(いいのか?踏み倒して? 😯 )
さて、上の記事内で追加紹介されてるデータでは、なんとこんな衝撃的なことが明かされてました。それがこれ↓
日本の学生ローンの割合がほとんど
これには正直驚きました 😯 。しかもアメリカよりもはるかに大きい割合ですよ。やっぱりアメリカと同様に、ローンの破綻問題とかあるんでしょうかね?そうだとしたら、アメリカより教育問題は深刻化してません?それって、日本の将来を考えてたら絶対マズイですよね。
最後に大きく脱線ですが、日本の高等教育を受けれなかった私。結局、自分でなんとかしました。就職先で約4年ちょっと働いて貯金を貯めて、学費・生活費の安い中西部の田舎の大学に出願して。正確に言うと、私は学費一年分は父から支援してもらったんですがね。借金嫌いな父が、公共ローン(?)みたいなサービスを受けてまで、学費を払ってくれたのです。なんか複雑ではあったけど胸がじーんと来ました。彼も親なんだなって。(当時は父との確執がありましたから。)
今自分が親になって、子供達の将来をよく考えます。親として高等教育は受けさせたいのはもちろんだし、金銭面で苦労はさせたくないなとつくづく思うのです。でも親はできる限りのことしかできないのも事実。もっと国や社会がそんな親子を優しくサポートしてくれる環境を与えてくれたらどんなに良いか。。。ホント今の日本の状況をこのデータで知ってそんな風に思ったのでした。
それにしても、アメリカもがんばろうよ。
学費上げて管理職レベルにばっかり高給払ってないで、先生や生徒を大事にしてほしいー。
(って、日本語で吠えても仕方ないけどね)