小さな勝利 – RGBlog.net

久々にアメリカ生活の愚痴。っていうか、たぶん悪徳商売さながらのサービスへの愚痴かな。 😐
けっこう前なんですが、某ホスティングサーバー会社とのやりとりでの話。

私、4年もその会社のサービスを愛用してました。（なんて義理固い！）　でも、彼らのカスタマーサービスの悪さに私の堪忍袋もついに切れ、キャンセルを決意。で、その手続きは公式ウェブサイト上で済ませ、手続き終了の確認メールまで丁寧に届きました。「次回の一年契約更新日の某月某日には料金は請求されません。ありがとうございました。」って。

そう、そこまではホント良かった。

ところが、どっこい！ 😯 その後クレジットカードの明細が届いてビックリ！なんとしっかり請求されてるじゃあないっすか！しかも手口が巧妙なことに、その請求は同時に返済もされてたんです。とは言え、全額戻ってない！そうなんです。結果的に差額である、たったの6ドル95セントだけ請求されてたんですよ。 😕

そこで皆さんの多くは、こう思うかも。たかが6ドル95セントじゃんって。

そう、たかが6ドル95セント。日本円で700円ぐらい。かつての私だったら、まあ仕方ないかって済ましてたかも。だって、いちいち電話で問い合わせるの面倒くさい！しかも最近のカスタマーサービスは、人間と話せるまで随分待たされる！小額のために貴重な時間を費やしたくないしね。

でもね、すっかり板についた主婦魂！黙っていられなかったんすよ。っていうか、その前に間違ったふりして請求して、でも全額返済しないのって、ちょっと計画的じゃあないすか？実はこういうのけっこう多いって知ってます？私、某病院で何度もやられてますよ。間違いに見せかけて多重請求したり、明細書を複雑にして事実と異なる請求が含まれてたり。だから、許せなかった。たぶん会社にとっちゃあ、そういう小さな請求がたまりに溜まって大きな利益になるんでしょうね。

ってことで、そのホスティングサーバー会社に問い合わせ、請求を削除するように約束させました。ところが、翌月のクレジットカードの明細みたら、まだ削除されてません。で、また抗議の電話。でも、また次の月も全然約束とおりじゃない 😡 もうしょうがないからカード会社に直接電話してみましたよ！そしたらなんと、いとも簡単にその場で解決。あーあ、交戦体制ばっちりだったのになあ。でもまあ、解決したから良いんですけどね。

そう、金額的にはたったの6ドル95セント。バカバカしいって思う人もいるかも。だけど、そんな気にも止めない消費者や、はたまた老人などの弱者が実は最大のターゲットなんですよ。そして、たかが6ドル95セントが積み重なって、凄い損失にもなりえる。だから、とにかく請求書に疑いをもつ！そしてカード明細とレシートを照らし合わせる！こういった習慣は、アメリカ生活には不可欠だなって思います。

まあ今回の私。戻った6ドル95セントよりも、悪徳商売人の思うツボに填らなかった事にえらく満足感を得たのが正直なところ。
傍から見たら、小さな勝利。でも私にとっちゃあ、ハッピーダンスでもしたくなるような大勝利なわけでした～。

あ～、私って主婦… 😳

かなさんの発言:

2008年6月22日

やり方が汚いなあ。そうやって一人ひとりからは小さな儲けをとってるけど、何万人という消費者からの儲けを合計したら、相当の額になるもんね。やることが汚すぎる。むかつくー！どこの会社？COMCAST？

CONSUMER PROTECTIONに送ってみては？私、一度トラブルがあったときCONSUMER PROTECTIONに送ったら一発で解決したよ。

endunham さんの発言:

2008年6月23日

かなちゃん、ご無沙汰！
そうなんだよー。汚いよねー。悪徳お代官様状態（笑）
COMCASTではないけどさ。ホントむかつくCorporate Americaだよ。でもこの会社をボイコットするサイトがあったよ。まあ、大手のホスティングサーバーって、そういうボイコットサイト多いけどね。CONSUMER PROTECTION、考えてみようかな。

COMCASTで思い出したけど、大手って言えばAT&Tも酷いよー。そっちは、もしかしたら違う電話会社かもしれないけど、ほぼモノポリー状態だから性質悪い！アー､ホントこの国はCorporate Americaに支配されてる～。