映画『F*CK』
- 09 / 15
- 土
- 2007
…をDVDで観ました。これは、なかなか面白いドキュメンタリでしたよ。英語の放送禁止用語の代表、そしてもちろん映画のタイトルである文字通りFワードの歴史について勉強になる映画。いや、この言葉の語源や歴史だけじゃなくって、その言葉に対する人々のモラル感、そして最後はFCC(連邦通信委員会)の曖昧な基準から生まれる不当なやり方を訴えるものへと終結する映画にもなってます。この言葉の正当性が主旨では全くなく、要は言論の自由と反FCC(連邦通信委員会)の映画とでも言えましょうか。
親は皆こどもに絶対聞かせたくないし、この言葉を使ったりしたら子供は皆怒られます。でも子供って悪い言葉ほど覚えたがるものですよね。この言葉を知らない子供なんてはっきり言って居ませんよ。一応モラル上は良く無いとされており、この言葉を全国ネットのテレビやラジオで発したら大変。FCC(連邦通信委員会)から罰金は科せられるは、酷い時は監獄行きも避けられないこともあります。それほど厳しく扱われるこの言葉、かなり頻繁に日常会話で耳にするのも事実です。
この言葉、面白いことに政治家は勿論、歴代大統領だって簡単に使っているんですよ。中でも面白かったのが、あの御山の大将テキサスカウボーイも中指立てたり、この言葉を発したりしてました。その秘蔵のフィルムが全国ネットで流れたら面白いことになりそうですが、そうなること絶対ないから平気でやってるんでしょうね。だってね、FCC(連邦通信委員会)も皆自分の支配下だもの。彼の行政同様なんだってやりたい放題できるわけですよね。そもそも罰則の基準が曖昧なのもFCC(連邦通信委員会)特徴です。ちょっとU2のボノがこの言葉をテレビ生放送中の受賞式で発したら、最初はすぐに問題にならなかったのに抗議殺到後にすごい騒ぎになりました。でも都合がいいものは、たとえFワードであったってOKなわけです。劇中では触れてませんでしたが、去年多発テロ5周年を記念して放送されたドキュメンタリー映画(フランス製作)の放送禁止用語解禁は記憶に新しいかと思います。FCC(連邦通信委員会)との血みどろの戦いって言えば、やっぱり人気毒舌ラジオDJのハワード・スターンは外せませんね。彼は、FCC(連邦通信委員会)の支配下の地上波ラジオに哀訴を尽かし、新境地を求めて衛生ラジオに移りました。ところが最近、今度は有料サービスである衛生ラジオも、はたまたケーブルテレビもFCC(連邦通信委員会)が規制しようとしているんです。あー、もうこの国はほとんど共産主義化していますよ。有料サービスにどうして国が口を突っ込むのか。デモクラシーも言論の自由もあったもんじゃありません。
FCC(連邦通信委員会)にそんな要望を寄せるのが保守的な親達で集まる団体です。親がちゃんと管理できないから国や社会にそういうことを押し付ける。この言葉を使ったから犯罪者にでもなるかのように考えているんだから不条理もいいとこ。子供が犯罪者になるかならないかなんて、結局その親の育て方なのにね。こういう考え方は正にアメリカの全てを語ってるように思えてきてなりません。臭いものには蓋をする。問題の根底を無視し、上辺だけを見ている状況など。最近の社会問題で話題になりましたが、バイオレンスたっぷりのゲームを子供がやるから犯罪に走るってやつ。だからゲームは良く無いみたいなアレ。ゲームをさせる親が一番の問題であり、ゲームだけが子供の凶暴性を産むわけじゃない。ホントあまりに単略的な考えですよ。
っていうことで、この映画はそういった不条理な現状をユーモアたっぷりに、リベラル派と保守派の各界の著名人のインタビューを交えて訴えています。有料サービスがFCC(連邦通信委員会)に管理される事が現実に起ってしまったら、アメリカはもはや自由の国では無くなってしまいます。本当に怖いですよ。言論の自由が奪われた暁は…。
それにしても、この映画のおかげでまた随分悪い言い回しを覚えました(笑)
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今日は、ブログ村の岩手県検索からきました。
写真でのblogを見たくてお邪魔しました。
ブログ村は初めての参加ですがよろしくでーす。
>aneko3さん
ブログ村の岩手県検索ですか。こちらでは写真があまり掲載されてませんが、よろしくお願いします。
おー、こんなドキュメンタリがあったんですか。興味津々です!見てみたい!別に悪い言葉を覚えたいのではなくって、やっぱりその裏に隠された?歴史とか、おもしろそうです。
ハワードスターン、彼は人気ですよね。うちの会社の人も、衛星ラジオで聞いていますよ。私はラジオは知りませんが、TVで少し見た事があります。
このポストを読んでて思ったのですが、やっぱりアメリカ、とても保守的ですよね。日本にいた頃はそんな事全然気付きませんでしたが。。。
ちなみにこれってそこら辺のビデオ屋さんにおいてあるのでしょうか?最近レンタル屋さんにいってないので、全く知らない。。。でもどうにかして探し出して、見てみます!!!
>Lothlorienさん
そうなんですよ〜。この映画は、英語のいい勉強にもなりますよ。そう言えば、Lothlorienさんもこの言葉について記事を書いてましたね。ぜひぜひお試しを。
ハワードスターン、実は私も衛生ラジオで聴いてます。あまり大きな声ではこの事言えないんですがね。このDJのラジオを聴いてるなんて保守的な人の前で言ったら、白い目で見られちゃいますよ(笑)別に卑猥な内容が特別好きとかじゃなくて、生のアメリカを聴けるって感じ。英語も凄く汚い言葉は多いけど、DJとかその他の出演者はけっこうインテリジェントな単語も使ってたりと、とにかく英語聞き取り勉強に役立ってます。そうそう、衛生ラジオのNewAgeチャンネルは最高ですよ。
同感!アメリカは保守的ですね。っていうか、極端に分かれてる気もします。だから、面白いっていうのもありますしね。
この映画、普通のビデオ屋さんにもあると思いますよ。私は、Netflixで見つけました。Netflixだとマイナーな映画もあるんで掘り出しものも見つかる場合がありますよ〜。