映画『不都合な真実』
- 03 / 25
- 日
- 2007
最近とってもついているのか(?)、良い映画に出会っているので続けて映画ネタ。もうDVDしか観ないので、遅ばせながらアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門受賞になった『不都合な真実』(2006年)を観ました。評判がいいことはずっと小耳に挟んでいたのですが、いや実際観てホントにそうだなって思いました。
内容を全く知らない人のために前置きして置きますが、この映画はドキュメンタリーであり娯楽性を求めて観る映画ではありません。地球温暖化の深刻さを訴え続けているアル・ゴア前副大統領のドキュメンタリーです。地球温暖化の現状と将来的に起りえる地球の危機を、細かいデータ情報を見せながらスライドショー講演で訴えている、どっちかというとお堅い学術的なドキュメンタリーかもしれません。でも、アメリカのコメディテレビのコント出演したり(『サタデーナイト・ライブ』(NBC)に多々出演)と、ジョークがお得意なアル・ゴア氏なので、講演自体はコメディタッチのアニメーションを使用してなかなか笑いありのものでした。
いろいろなレビューを見て、人によってはこの映画の主旨がプロパガンダであり、極端な結論を売りつけていると言う人もいます。プロパガンダだとしても、大量破壊兵器があるからって、イラクに侵攻して多くの人々を殺害してるわけじゃないですよね。そもそも地球温暖化は、深刻な問題であり事実であります。もしこのまま私達が二酸化炭素を排出し続けたら、多くの低陸地は海の底へと沈み大災害が起りえるとおっしゃってます。それが多少、極端な結論であり大げさに表現してると言う人がいても、それによって誰が損をすると言うのでしょうか。それは、二酸化炭素規制によって困るのは工場及び、それら企業によって恩恵を受けているロビイストや政治家ですよね。とにかく、この地球のために訴えているのであるから、大げさだって良いと思うのが私の考えです。いや、そこまでしないと、人は危機感を感じないのではないでしょうか。
アル・ゴア氏と直接話した事がある人は、口々に彼をこう表現するのをよく耳にします。あのクリントンもそうだけど、多くの政治家はいかにも『政治家』的ふるまいであるのに対し、アル・ゴア氏は隣近所にいるいいヤツ的人柄だと。
もし彼が大統領だったら、イラク侵攻もなかったし、京都議定書に批准し、少しは地球に優しい国になっていたかもしれませんね。
さて、個人レベルで私達にできることって何でしょう。個人の小さな積み重ねが大事ということで、私はエネルギー消費の削減とゴミ削減及びリサイクルの実行をしてます。ハイブリッド車に買い換えるなんて、すぐにできることではないので、車自体の使用頻度をなるべく下げるように努力してます。夏・冬におけるエアコン及びヒーターの使用頻度も下げるようにしてますので、夏は暑いし冬は寒い我が家です。
まあ、地球温暖化に敏感であり、環境保全先進国である日本にとっては、当たり前の行儀であるでしょうが…。とにかく、個人レベルの努力は本当に大切だとこの映画で改めて感じたわけです。
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