映画『ユナイテッド93』
- 03 / 19
- 月
- 2007
久々の映画ネタ。きっともうこの映画観た人たくさんいると思いますが、かなり衝撃的な作品だったので、書かずにはいられませんでした。
その前に9/11(ナインイレブン)、いわゆる同時多発テロって、日本では一般的にどのようなインパクトがあったのでしょうか。私は、その時アメリカに居て、テレビライブでその場面を見て、NYから生放送のラジオも聴いてたので、同時多発テロの映像を見る度に感情的にはならずにいられません。もちろん私は、NYに居たわけでもないし、被害者なわけでもその家族でもないので、当事者の気持ちに比べたら、私なんてただ感情的になってる傍観者なわけです。もしかしたら同じような事を以前も書いたかもしれませんが、あれはやっぱり一生忘れる事ができない出来事です。
で、本題に戻りますが、映画の出来としては予想をはるかに越えた作品でした。ただのハリウッド映画ではないのは確かかも。この映画がリリースされた時、かなり批評家の間では賛否両論でしたので観る前から気にはなっていたんですね。おそらく同時期に公開された、コテコテのハリウッド映画『ワールド・トレード・センター』(二コラス・ケイジ主演、オリバー・ストーン監督)は、はなっから全然気にはしてませんでした。どうしてもこっちの方は、「ハリウッド映画=娯楽=金儲け」という印象を持ってしまいますからね。逆に嫌気すら感じました。悲劇を食い物にしてるという…。
この映画は、出演者も無名の人ばかり。始めから終わりまで、ドキュメンタリー調に描かれてます。批評家の間では、映画の内容が本当に起った事実か誰も知らないのに、ドキュメンタリー調に仕上げるのは酷いという言い方もあったらしいです。確かにその点は、否定できません。でも、この映画の目的と製作に賛同した遺族の気持ちが第一なのではとも思います。テロリストと戦った、ユナイテッド93便の乗客達の勇気を世界中の人に簡単に伝えるには、他にどんな手段があるのかと考えると、おそらく他に無いかもしれません。彼らは、更なる犠牲を出さないためにテロリストと戦い、自ら犠牲になりました。その勇気とヒーロー像は、世界中の人が知るべき事実だと思います。
ちなみに実際飛行機と連絡やりとりをした、地上の航空管制官達や空軍の人達は本人達が演じてます。ユナイテッド93便は、クリーブランド管制塔と連絡交信を交わしましたから交信を受け取ってました。劇中クリーブランド管制塔がユナイテッド93便と交信を何度も試みる場面があります。それを見ると、クリーブランドの空港もカオス状態だったのだなと改めて感じずにはいられませんでした。
映画『ユナイテッド93』 公式ウェブサイト
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私の父親は太平洋戦争のとき小学生でして
東京から埼玉に疎開してたので、東京大空襲はまぬがれたんだそうです。
だから、あの時の話は「はなし」としてしか聞いたことがないから
たった一晩で10万人が犠牲になったとしても、それはあくまで人ごとでしかない、
それよりも疎開先に迷い込んできた1機の爆撃機が
自分をねらって機銃を撃ってきた時の方がよほど怖いと思った、ということです。
実際、どこで何千人が犠牲になろうと、
やはり私たちにとっては対岸の火事でしかなく
現場にいた人たちの気持ちになりかわることは絶対にできないんですよね。
でも、だからと言って「私は関係ないからいいや」ではなく
当時起きたこと、あったことを何度も繰り返し見て聞いて、
次はこんな悲劇が起きないよう、努力していくのが
幸い何の影響も受けずに済んだ私たちの義務なのかなと思います。
そういえば、あの時の1機はクリーブランド近くで乗っ取られたんでしたっけ・・・。
しのぶさんのお父さん、太平洋戦争を経験していたんですね。もしかして、うちの父親と同世代かな?もちろん、うちの父親は、岩手ですから、東京大空襲のような経験はないでしょうが、釜石にも当時空襲があったと聞きました。
ともあれ、人が一晩でたくさん死んでしまうなんて、経験した者じゃないと実感できませんよね。おっしゃる通り、関心をもつことって一番大事ですよね。そんな悲劇が起らないように次の世代に伝えておく事が大人の役割。
…なはずですが、今のアメリカ政府はベトナム戦争の繰り返しみたいな事をしてるし…。国のために働いている工作員を裏切るし、ホントにこの国はいったい?ってつい溜め息が出ます。
>そういえば、あの時の1機はクリーブランド近くで乗っ取られたんでしたっけ・・・。
進路の図をみると、そのようですね。で、ペンシルベニア州で墜落したようです。実際には、クリーブランド管制塔が交信を何度も試みたけど、すでにもうハイジャックされてたので、誰も交信に受応えてないんですよね。記事がちょっと間違ってるので直して置きます(汗)
endunhamさんが911での航空機テロをブログで書かれているのと同じ時期、ボンバルディア機の前輪が出ないことでANAの機長さんが胴体着陸で、私は日航機墜落事故のことを思い出していました。もうかれこれあれから20年以上経ってしまったんですね。当時小さかった私ですが、あの事故のことはずっと覚えていました。でも、詳細などは全然知らずで。改めて最近ネットで色々調べてみて、公開されている機長さん達の当時の音声記録を聞いて、本当にショックで悲しく、いまだに真相がわからないのはなぜ?と思います。(うわべは解決済ということにはなっていますが・・。)
あ、ごめんなさい、endunhamさんのトピックとは異なってしまいました。。でも、両機とも同じように30分以上に渡る恐怖との戦いは、本当に想像を絶するものだと思います。犠牲となった方たちが犠牲で終わらず、今と未来のために、いろんな人の心に生き続け、同じことを繰り返さないためにも大切なことですね。亡くなった方々のご冥福を祈るばかりです。
akiさん、コメントありがとうございます!
>ボンバルディア機の前輪が出ないことでANAの機長さんが胴体着陸
ええー?そんなことが起ったてたんですか?し、知りませんでした(恥)
そうですねー、日本で起きた大事故「日航機墜落事故」から20年以上…ホント月日が経つのって早いですね。私も子供ながらにショッキングなニュースだったのを覚えてます。
なるほど、あの事故って真相は謎のままなんですね。私ったら、全然知りませんでした(汗)。akiさんホント詳しいですね。
>あ、ごめんなさい、endunhamさんのトピックとは異なってしまいました。
全然OKですよー。ところで、日本では日航機墜落事故以来、大きな事故って起きてないですよね?それを考ええると日本の航空安全基準の改善が徹底されてるのでしょうね。
いずれにしても、事故で亡くなった方、もしくは遺族の方の気持ちは測り知れないものですね。それを一番知ってるのは、奇跡的に助かった方達のみと私は思います。私がここで何を語ろうと、やっぱりそれはただ単に言葉を羅列してるだけに過ぎないですから…。