カオス
- 09 / 01
- 木
- 2005
毎日ニュースでは、急速にハリケーンカトリーナによる被害が拡大している南部地方の生々しい映像が放送されています。私もやっと昨日あたりから、現実に目を向け始めたわけで、どうしてもここでエントリしないではいられませんでした。だからって「災害に遭わなかった者としての同情」というような目的はないし、そういう風に自分の言動が思われるのも自分の意に沿わないのですが...とにかく、率直に感じたから書いてます。
誰も予想は、つかなかったと思います。今、ニューオーリンズで起ってる事は。映像やニュースを見て知って、4年前の同時多発テロを見た時と同じ感覚に襲われました。本当に胸が痛くなる感覚。スマトラ沖地震による津波の時や同時多発テロの時は、全て一瞬で起ったように思えます。そして、国際的に他国の反応・対応が早かったような気もします。私も含めて、どれくらい一般の人々がハリケーン通過後のこの災害とそれに伴う混乱を認識してるのか...生き残るという事が、逆に地獄に生きるという構図になるなんて、まさにカオスです。一番切ないのは、街を脱出できなかった低所得層の人達が犠牲者になっている事です。人間が起こす戦争でも、自然が起こす天災でも、いつも犠牲になるのは貧困層のような気がしてきました。
非難所に食料や物資がなかなか届かなく、毎日人が亡くなってるという状況が続いてます。そして、それによる苛立ちから略奪が横行し、治安が悪化しているといいます。イラクへ派兵しているせいで、治安維持や救助に携われる州兵が不足しているらしいじゃないですか。国民を救えない兵力って、いったい何のためなのでしょう...他国にお金をつぎ込んで、自国の国民には充分なサポートが実行されてなのが、今のアメリカ政府の現状です。そして大統領支持率低迷が続く中、今回いかに災害対策を成功されるかによって、支持率回復が望まれるとささやいてるなんて、なんだかご本人を見てるだけであきれて言葉が出ません。
今回の災害にあたって、日本政府は御悔やみの書簡を送る以外に何か行動に出るのでしょうか?それとも、日本人が犠牲者に含まれていなければ、何もしないのでしょうか?
もしかしたら私も奇麗事を言ってるだけに過ぎないのかもしれません。でも現実を認識して、それについて考える事がいかに大事か実感しているわけです。自分の意見をただ分かってもらいたいという訳ではなく、ただ感じて考えて書いてみたわけです。
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