戦争について考えた
- 07 / 19
- 水
- 2006
今、中東では大変な事になってますが、日本ではどれだけこの事を報道されているのでしょうか?確かに中東はいつも不安定で、平和が続いてる事なんて無いに等しい歴史をもってます。ですから、今回のイスラエルのレバノン侵攻は、多くの紛争のひとつとして見えてしまうかもしれませんね。ホント余りにも多いので、私も中東情勢に対して麻痺しまいがちです。現在のアメリカ政府の立場は、兵力を支援ぜずともイスラエルの行動に支持しているようですが、いつまた戦争に参加するのか時間の問題なのではないでしょうか。もちろん日本は、アメリカの大事なお友達。日本政府側の対応は、予想が付きそうです。
中東とは正反対で、日本はずっと平和が続いてますよね。この間の北朝鮮ミサイル事件で、もしかしたら少しは戦争という危機感を感じ始めたかもしれません。そこで、しのぶさんのブログで興味深いエントリがあったので、つい私もいろいろ戦争について考えました。
「もし戦争が起ったら国のために戦うか?」(『世界価値観調査』より)という問いに対する意識調査がとても興味深い結果になってましたね。ただ、日本については、しのぶさんもおっしゃってる通り、予想とおりの結果になっているようです。アメリカの結果については、本当に今のアメリカを反映してるのか疑問になりました。この調査結果は2000年ものです。同時多発テロ事件、イラク戦争とこの6年間で大きな戦争を経験してるアメリカ国民。戦争に対する意識は、かなりこの結果とかけ離れるのではないでしょうか。とは言うもの、自分達で国を勝ち取った歴史をもつこの国は、国とまた国旗に対する忠誠心もまた日本と違いますので、最近の結果を実際見て見ないと何とも言えませんが…。
イラク戦争が勃発した当初、ダンナとこんな会話をした覚えがあります。「徴兵されたら、国のために戦う?」という問いに彼は、「政府のためじゃなく家族のためにそうするかも」と。じゃあ、私は?と言ったら、日本とアメリカの2つの国に家族をもつ立場として、かなり考えさせられました。私はきっと国のためじゃなくって、やっぱり家族のために戦うと思います。ただ、アメリカと日本が再び敵対の仲になれば、自分はどうするのかひと言では回答できませんね。
今住んでる自分の国では、他の国に侵攻される可能性がある状況ではないので、かなり戦争に対して直接危機感を感じてません。おそらく今までの日本もそうだと思います。隣の国が戦争を仕掛けてくるというのは現実なんですよね。
今また、イスラエルとレバノンの間でそれが行われてます。どれくらいの市民がまた犠牲になるのか…。とはいうもの、毎日テレビの映像やその他の媒体でしか、その情報を受け取れない現実に皮肉さを感じてしまうわけです。
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日本では現在、北朝鮮の問題や憲法議論、首相後継問題などがあり、
社会では幼い子が犠牲になる殺人事件が多発したり、
そして今週は各地で豪雨による災害が相次いでいて
なかなか他国のことまで話が及ばないのが実情みたいです。
それでもなんとか中東についての状況はチラホラと入っていますが
それが全体の割合としてどの程度正確に報道されているのか
マスコミを頼りにするしかない私たちには推し量る術もありませんが・・・。
そうそう、あれから件のサイトで新しい調査結果が公開されていました。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/9470.html
所属地域の意識についての調査で、
「自分が所属する地域としてまず意識するのは」という設問だそうです。
これと、
「もし戦争が起ったら国のために戦うか?」とを比較すると
なるほど、国家への所属意識が強い国ほど
「国のために戦う」割合が高くなっていました。
確かに日本は村社会ですから、国家という意識はあまりないですね。
国のために戦おうと思う根拠としては
「国家帰属意識が強い」「国家単位で経済発展などを目指している」
「国内外が安定していない」などが理由にあがるかなという印象を持ちました。
逆に言えば、命の危険を常に感じず、豊かな日常を送れる国に住む人々が
「国のために戦おう」と考えない、あるいは考えずに生活できる、
ということでもあるのかなと。
理想としては、世界中の人が「戦おう」なんて考えずに済むことなんでしょうけど
残念なことに、それはまだまだ「理想論」でしかないのでしょうね。
さて、ちょっと残酷な想像をしてみました。
戦争を含め、あらゆる争いの根源は「愛」にあるのではないかと。
それは家族への愛、地域への愛、そして国の愛・・・。
例えば、ここにパンが1つしかなかったら、愛する子供のために
パンを取ろうと親同士が争うこともあるかも知れません。
愛する国の民を幸せにするためには、あの国の資源がどうしても必要である、
自分が愛し、崇拝する神を侮辱するあの国の存在はどうしても許せない・・・。
動物でさえ、縄張りやメスを巡って、あるいは家族を守るために戦うし、
植物だって子孫を残すため、ドラスティックな戦いを太古から続けています。
結局、あらゆる生き物は子供のためには鬼にもなれる、ということでしょうか。
・・・思いっきり話が逸れてしまいました(大汗)。
しのぶさん、新しい所属地域の意識についての調査も興味深いですね〜。それと「所属地域の意識」と「国のために戦うか」という設問の関係は、なかなか唸れる結果ですね。
なるほど、豊かな国ほど経済的に個人が国に頼ることが無いので、お国のために戦おうっていう意識も薄いんですか。
確かに誰だって自分が抱えてる問題で手いっぱいであれば、他人の問題に目を向けれる余裕がありません。他国の問題よりもまず、自国の問題解決が先というのは道理にかなってますもの。そうなると、所属地域の意識も変わってきますね。
アメリカが世界への所属意識が世界一というのは、すごく納得です。イスラエルのレバノン侵攻について、メディアは連日報道してます。世界のどこかで大災害があると、また連日報道することが多々あります。とにかく、メディアだけでも世界への所属意識が強いですね。移民の国ですし、経済的に強い国の歴史もありますし、世界のどこかで戦争が起きると介入しますから… とはいうもの、今のアメリカは自国の問題さえも充分に解決出来ない状態ですが。
日本は村社会のようですが、面白い事に地方分権が完全では無い(例えば、アメリカでは完全地方分権で、州によって法律も違うという点)というカンジがあって、国民の意識と反対なんだなと印象を受けました。
また、国土が小さいので、国内で起ってる事件や災害は自分にも降りかかってくる可能性があり、そういった問題に興味が集中するのかもと。子供が巻き込まれる事件に関しては、最近になって多発しているので、もう平和な日本では無いという危機感から興味が集中し、メディアも躍起になって報道してるのではないしょうか。アメリカでは、そういった残虐な事件は有り過ぎますからね。
人間は知恵を得たために、動物とは完全分離したように見えますが、やはりいかなる生き物も自分の同胞(それは、家族であったり、群れであったり)のために戦いますものね。おっしゃる通り、「愛」のために皆戦うのでしょう。ただ、自分が実際経験しなければ、こればっかり分からないのは事実。
今こうやって、ブログで議論し、「戦争」について考えてる事でさえ、結局は理想論を説いてるに過ぎないのかもしれません。それだけ、今自分が置かれてる立場とは、なんて平和なのかと思う今日この頃です。
あ、何か本編エントリより長ーいコメントになってしまいましたね(笑)